文字サイズ

第244回 河口恭吾さん

第244回 河口恭吾さん

住  吉
住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、河口恭吾さんです。
河  口
おはようございます。よろしくお願いします。
住  吉
2000年にデビューされて、活動20周年イヤーの河口恭吾さん。
プライベートでは2人のお子さんの子育てをされているそうですね。
河  口
小学2年生の息子と5歳の娘がいます。
住  吉
コロナ禍で、休校など色々なことをみんなで乗り越えてこられたのでしょうか。
河  口
そうですね。いまだに学校では黙食をしていたり…色々と考えさせられますよね。
住  吉
娘さんや息子さんと話す時間は増えましたか?
河  口
増えました。元々コミュニケーションをよく取るほうなんですけど、今日は息子の朝ご飯を準備する係で。いつもは、ご飯の準備をして学校に送り出しているんですけど、今日はこのBlue Oceanに出させていただくので、息子と同じ時間に家を出られました。それで途中まで通学路を一緒に歩いて、「お父さん、頑張ってね」と言われて(笑)。おかげですごくいい時間を持てました、ありがとうございます。
住  吉
そうですか! 生活やお仕事の仕方もこの2年弱で変わってきましたか?
河  口
そうですね。元々、時間が不規則な仕事ではあるんですけれども、子供の学校の時間が決まっているので、その用意をして送り出して、朝9時からお昼ぐらいまで作曲する、ということをもう1年半ぐらいやっています。
住  吉
すごい! 在宅勤務の方のようですね。
河  口
そうですね。でも、夜より効率がよくて。どんどん曲が書けるし、作業効率が3倍ぐらい上がりましたね。夜中より全然いいです。
住  吉
それはすごいですね! 前は夜中に書いていたのですか?
河  口
はい。20~30代のときは、夜1時を過ぎてから調子が出る、ということもありました。
住  吉
クリエイティブな活動は、必ずしも規則正しくクリエイティビティが出てくるわけではないでしょうから、自分が波に乗っているときや、この時間にならないとスイッチが入らない、ということもありそうですが…朝型が結構合っていたということでしょうか?
河  口
そうですね。あと、作詞や作曲は、自分の感じ方としては“筋トレ”に似ているなと思っていて。今日10回やって、翌日12回できたりする、という。継続していく中で、スキルが向上していくものなので。
住  吉
単純に爆発的なクリエイティビティというよりは、スキルや鍛錬の部分もあると。
河  口
はい。もちろん、それを続けていく中で、ポイントポイントで爆発的なものを引き出せる場合もありますけど、基本的には地道なことをやっていくしかないのかなと思いますね。
住  吉
そして先週、デビュー20周年記念アルバム『No Rain No Flower』がリリースされましたが…まさに、筋トレ的作業を経て?
河  口
はい。午前中、それこそBlue Oceanを聴きながら、娘を幼稚園に送って、それからまた家に帰って作業する、というような。
住  吉
ありがとうございます…!
朝型になって、出てくる曲や作風も変わりましたか?
河  口
前向きな曲調やテーマが増えたように思います。
住  吉
タイトルの“No Rain No Flower”に込めた想い、そして、どのようなコンセプトでアルバム制作をスタートされたのでしょうか?
河  口
最初は全然コンセプトがなかったんですけれども、コロナ禍を経て、ミュージシャンとして、今の社会の中でどういうメッセージを送ればいいんだろう、何を聴いていただいたらいいんだろう、と。この2年近く、皆さんが制約や我慢を強いられていて…そういう日々を、音楽でポジティブなものに変換していただけたらなという想いで、“雨が降らなければ花は咲かないんだ”というメッセージを込めて曲を作りました。