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第247回 松本大さん

第247回 松本大さん

住  吉
住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、長崎出身の4ピースバンド「LAMP IN TERREN」、松本大さんです。
松  本
おはようございます。お願いします。
住  吉
LAMP IN TERRENは、今年結成15周年。この「LAMP IN TERREN」という名前は、“この世の微かな光”という意味だそうですね。
松  本
そうです。造語なんですよ。「TERREN」は、ラテン語の「terra」という言葉をもじりました。「terra(星・大地)」の中に「lamp」がある、ということで“この世の微かな光”。意訳です。
住  吉
そういう存在でありたい、という想いで?
松  本
元々は、19歳ぐらいのときに友達のバンドマンから、僕らの音楽のイメージが“ランプ”みたいだ、という話をされてからですね。
15周年というとすごく長く感じるんですけど、僕はまだ29歳なんですよ。中学の同級生で組んだんです。
住  吉
中学から! すごい…!
振り返るとどうですか? 中学から15年一緒にやってきて…。
松  本
長いといえば長いんですけど…。そこが結成日だからそう言ってきていますけど、実際に曲を作り始めたのはそれから2~3年後だし、本腰を入れて活動し始めたのは上京した後なので、楽しかったなということと、そんなに長くやってきたつもりもないんです。
住  吉
なるほど。一歩一歩、そのときやるべきことに向き合ってこられたのかなと思います。
松  本
そうですね。学生時代はただ楽しんでいました。
住  吉
そして、先日Digital EP『A Dream Of Dreams』をリリースされました。今年リリースされた『心身二元論』、『ニューワールド・ガイダンス』、そして新曲『カームダウン』、この3曲が入っています。それぞれ曲名がかっこよくて、大学の難しい専門の授業にありそうな…。
松  本
ははは(笑)。『心身二元論』は、デカルトという人が提唱した「心と身体は別の次元にある」という考え方で。自分の身体の外に心があったとしたら、それを俯瞰で見ることができて、どんな悪口や嫌みも、上から見ていると楽じゃないですか。そんな気分が高校のときの自分にはあったので、曲を作りました。
『ニューワールド・ガイダンス』は、ちょっと頭が悪い英語になってしまっているんですけど…新しい世に向けて何かロックなことをやりたい、と思って作った曲です。 『カームダウン』は、「落ち着け」という意味です。
住  吉
お話を聴いていると、哲学的な考え方をするのが好きなのかなと。
松  本
そうかもしれないです。社会でどうやって生きていけばいいのか、折り合いがつかない人間なので、常に考えごとをしてしまうというか。自分がここにいる意味とか、考えなくてもいいことをたくさん考えてしまうので、それと社会との折り合いをどうやってつけていこうか、と考えている結果だと思います。
住  吉
そういうことを皆さんも思っていると思うのですが、言語化できない方が多いと思うんですよ。それがもやもやとした気持ちになってしまって…。それを言語化されたり、言語化だけでなく、音楽という形にされていることが素晴らしいなと思います。
松  本
でも僕はこれしかやっていないので…(笑)。
住  吉
いえ、なかなかできないことですし、努力と、お声などの天性のものとの、両方が合わさってのことですからね。
松  本
ありがとうございます。