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第257回 潮田玲子さん

第257回 潮田玲子さん

住  吉
世界レベルのアスリートだけではなく、ジュニアや部活動でも、同じような悩みを抱えていたり、同じような現状だったりするところは少なくないでしょうね。
潮  田
レベルは関係なく、同じだと思います。
住  吉
今日はリスナーの皆さんから「スポーツ女子の悩み」についてのメッセージをいただいています。

「小学生の頃、新体操をしていました。かなり厳しい練習だったことと、食事制限を含めたダイエットをしていたことで、将来的にホルモンバランスが崩れて影響が残るかも、と言われていました。実際、初経が高校生まで遅れ、来たときには1~2か月止まらず、結構苦労しました。いまだに生理不順。常に貧血に悩まされています。真剣にスポーツをするにしても、成長期の無理なダイエットは絶対にやめたほうがいいと今は思っています」
潮  田
特に審美系の、体重が軽ければいいという競技や、長距離の競技の選手は、こういった悩みが多いんですよね。そのときは競技に夢中で、なかなかそこに目を向けられないんですけど、大人になったときに気づくことはすごくあるので、それをできるだけなくすためにも、その子たちに関わる大人が意識を高く持って、長い人生を見て考えてあげなければいけない、ということをすごく感じます。
住  吉
先ほどご紹介したメッセージで、中学生になる娘さんがスポーツ好きでテニス部に入りたいそうなのですが、自分が文化部だとどうサポートしていいかわからない、とおっしゃっていました。周りの大人ができることは、どのようなことなのでしょうか?
潮  田
まずは、正しい知識を身につけてほしいです。特にお母さんは同じように生理があって、同じようにわかるとは思うんですけど、自分と娘は全く違う、ということは感じてほしいんですよね。
あともう一つすごく大事にしてほしいのは、食事の部分です。バランスのいい食生活を身につけることはもちろん大事なんですけど、例えば部活動が始まって、「食べる量が極端に減ってきたな」とか「普段は完食していたのに残し始めたな」ということは、色々なバロメーターに繋がると思うんですよ。それが、精神的なものなのか、ダイエットをしているのか、色々な理由があると思うんですよね。なので、そこは重要視してほしいなと思います。食べるものが少なくなると、利用可能エネルギーが不足してくるんです。そうすると、栄養不足によって月経が止まったり、無月経になったりして、悪循環になってしまうので、やはり食べることには気をつけてほしいと思います。
住  吉
実際に今、生理が大変だというアスリートがいた場合、どのようにすることが一番いいのでしょうか?
潮  田
一番は、食生活を見直すことですね。まずは、自分の体が利用可能エネルギー不足になっていないか、ということが大事です。もちろん色々な原因があるので、まずそこを見直して、きちんと生理が来るような食生活に整えて、それでもダメだったら婦人科に行くとか。そもそも3か月以上月経が来ていないという子は婦人科に行ってください、ということは促しています。
住  吉
ここからは、潮田さんの健康や元気の秘密も伺います。まずはリスナーから届いたメッセージをご紹介します。

「今まで夜更かしが習慣化していたのですが、今年から、寝る前にはスマホを見ないようにして、ストレッチや本を読んだりする時間にかえるようにしました」
住  吉
潮田さんは、食生活や生活習慣で気をつけていることはありますか?
潮  田
私が一番大事だと思っていることは「睡眠」なんです。バランスのいい食生活は大前提にあるんですけど、とにかく子供たちの睡眠もそうですし、自分の睡眠もそうなので、寝るようにものすごく心がけています。なので、そんなに特別なことは正直やっていないんですけど、振り返ってみると、食生活と睡眠とで乱れがないんですよね。なので、たぶんそれが一番健康で元気でいられる自分の秘訣なのかなと思っていますね。
住  吉
何時ぐらいに寝るのですか?
潮  田
週の半分ぐらいは子供たちと一緒に寝るので、夜9時ぐらいには寝ています。
住  吉
すごい! では、朝は結構早く起きるのですか?
潮  田
そうですね。
住  吉
子育てしていると、自分の健康を考えて守ることが、子供たちの健康にも直結しますからね。
健康と向き合う機会、健康診断には行っていますか?
潮  田
毎年必ず行っています。
住  吉
それでは最後に、潮田玲子さんの健康の秘密を教えてください。
潮  田
私の健康の秘密は、“バランスのいい食生活と、質のいい睡眠”です。
住  吉
なるほど。“質のいい”睡眠、大事ですね。
「Woman's ways」について、Webサイトは立ち上げ中ということですので、Instagramでぜひご確認ください。潮田玲子さん、ありがとうございました!
ここで、あなたの健康をサポートする協会けんぽ東京支部からのお知らせです。日本人の20歳以上の2人に1人は、高血圧と言われています。飲酒や運動不足も高血圧の原因ですが、最大の原因は、塩分の摂りすぎです。お醤油やソースはかけずにつけること。味つけにショウガやレモンを使ったり、麺類の汁を残すだけでも塩分を控えられます。また、高血圧は自覚症状がほとんどないため、毎年健診を受けることも重要です。協会けんぽからのお知らせでした。
次回もどうぞお楽しみに!