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第260回 森田豊さん

第260回 森田豊さん

住  吉
今年は、春の季節的な変化に加えて、新型コロナウイルスやウクライナの状況、さらに地震があったりと、色々な不安、緊張が重なっていますよね。
森  田
本当にそうですよね。寒暖差もひどいですが、社会情勢の変化も大きく影響しているので、この春バテ対策で少しリラックスして生きて、心も大切にしてもらいたいなと思います。
住  吉
真面目な方ほどリラックスするのは難しいと思いますが、春バテの人は、60%ぐらいいるかもしれない、つまり「自分だけではないんだ」と思うと、少し心強くなりますよね。
森  田
おっしゃる通りだと思います。「僕だけではないんだ、周りの人も結構つらいんだ」と思うと、気軽に受け入れられますし、「対処しよう」という前向きな気持ちになりますよね。ただ、こういった症状を訴える人の中に、何か大きな病気が潜んでいることもあるので、症状が2週間以上改善しない、つらすぎるという場合は、必ずかかりつけ医に相談してもらいたいと思います。
住  吉
ここからは、リスナーの皆さんの健康の秘訣をご紹介しながら、森田先生にもアドバイスを伺いたいと思います。

「健康の秘訣は、寝る前のストレッチです。朝の目覚めが良くなり、疲れもとれやすくなりました。ストレッチをするので夜ご飯を満腹まで食べすぎないとか、寝る直前まで携帯を見ないなど、夜の過ごし方が変わったおかげもある気がします」
森  田
素晴らしいですね。睡眠が、心と身体の疲れをとるのに最も効果的なんです。
激しいストレッチではなく、ゆっくりとしたストレッチですと、交感神経の高ぶりを抑え、リラックスモードに導いてくれます。さらに、身体も温めてくれるので、深い睡眠に導いてくれます。
寝る前の食事やスマホの操作をしないことも、質の高い睡眠に導くことなのかなと思いますね。
住  吉
続いては…。

「運動習慣です。健康の秘訣は、適度な運動を毎日続けること。最近、両親が高血圧気味なのを知ったので、ウォーキングを勧めています」
森  田
“運動は身体に良い”と我々は何となく思っていますが、あまり激しい運動は免疫力を下げる、という研究結果が出ています。さらに、関節などを痛めるきっかけにもなるので、ウォーキングなどの軽めの運動が推奨されます。頑張りすぎないぐらいのウォーキングが僕は一番良いのではないかなと思っています。
住  吉
続いては…。

「健康の秘訣は、ストレスを溜めないこと、そして美味しいものを食べることです」
森  田
最高ですね!
住  吉
最高ですね! 美味しいものを食べることでストレスが溜まらないのでしょうね。
森  田
美味しいものを食べてストレスを発散する、というのは一番良いのではないでしょうかね。
ただ、一つのものだけに固守してしまうと、栄養のバランスが悪くなるので、色々な美味しいものを食べたら良いのではないかなと思います。
住  吉
もう1通ご紹介します。

「少しでも日を浴びることを意識しています。童謡にもありますが、“手のひらを太陽に”というフレーズを思いながら、歌いながら、日光を体内に取り入れると、気持ちもぽかぽかになります」
森  田
日を浴びること、特に朝に浴びることによって、自律神経のバランスが整うので、休日でも朝日を浴びることによって、夜の睡眠が確保できます。そして、15分ぐらいでも日を浴びることによって、ビタミンDという免疫をつかさどるビタミンが生成されることもわかっているので、この“手のひらを太陽に”は、医学的な根拠に富んだ歌だと私は思っています。
住  吉
雨の日も何日かおきに来ますので、今日のように晴れた日は太陽を浴びたいですよね。森田豊さん、ありがとうございました!
ここで、あなたの健康をサポートする協会けんぽ東京支部からのお知らせです。日本人の20歳以上の2人に1人は、高血圧と言われています。飲酒や運動不足も高血圧の原因ですが、最大の原因は、塩分の摂りすぎです。お醤油やソースはかけずにつけること。味つけにショウガやレモンを使ったり、麺類の汁を残すだけでも塩分を控えられます。また、高血圧は自覚症状がほとんどないため、毎年健診を受けることも重要です。協会けんぽからのお知らせでした。
次回もどうぞお楽しみに!