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第270回 石川さゆりさん

住  吉
すごく中身の詰まったコラボレーションアルバムになっているのだなと、今のエピソードでも伝わってきます。
ここからは、石川さゆりさんの健康や元気の秘密を伺っていきます。まずはリスナーから届いたメッセージをご紹介します。

「わたしの健康の秘密は、ストレスをためないこと。そして適度な運動と、しっかり睡眠です!」

基本は大事ですね。
石  川
大事!
住  吉
石川さんは、喉や声の健康のために、どのようなことをされていますか?
石  川
そんなに神経質にはなっていないですよ。あまり自分を拘束して、「これをやったから、これができなかった」ということは嫌なタイプなので、「これもやって、これも楽しみたい」という。だから、あまりダメなことはないんです。ただ、やはり職業柄、自分のトレーニングという名の体調チェック、「今ここが疲れているかな」「ここが曲がってきているかな」というチェックはするかな。
住  吉
喉だけではなく、体全体の体調チェックを?
石  川
そうですね。整体の先生に体を整えていただいたり、あとは朝起きた瞬間に「ん~♪ん~♪ぷるるる…」とか言ったり。それで、「喉の少しだけ右の上のほうが、何か引っかかりを感じる」と思ったら、「今日は左のほうにあてていこう」とか。
住  吉
声を、右にあてたり左にあてたり、区別できるということですか?
石  川
はい。自分が疲れていたり、炎症まではいかないけど気になる引っかかりを感じたりすると、違うところを使って鳴らしましょう、と。
住  吉
それで、例えばお仕事で歌うときも、喉の部分を変えても同じクオリティーの声が出るのですか?
石  川
そうですね。そうですねと言ったら変だけど…日頃、色々なところにあてて音をつかんでいるので、「今日ここは休み、こっちで」とか。
住  吉
えぇーっ! さすがです…!
声を使わないお仕事の方の、おそらく何千倍と繊細に、喉のあたる部位の筋肉や神経、それを感じとる脳を使い分けていらっしゃるのですね。
石  川
そう、脳なんですよ。だから、その脳が疲れないようにしないといけないですよね。この伝達もすごく大事ですよね。
住  吉
そのためには、先ほどおっしゃった、“あまり我慢しない”、“やりたいことをやる”など?
石  川
“呼吸”。
住  吉
呼吸?
石  川
呼吸も大事かな。しっかりと深い呼吸、浅い呼吸。私たちが歌を歌うときは、本当は同じ呼吸で歌ってはいけないんです。人の感情は、怒りを持ったときや本当に嬉しいときは、呼吸が浅くなる。あとは、もっと深く、包み込むような大きな呼吸とか。結構呼吸は大事かな。
住  吉
呼吸の仕方も、感情に合わせて使い分けて歌っていらっしゃるのですね。
石  川
そうやっていくと、歌はすごく楽しくて。自分の体も色々とコントロールしながら。
住  吉
やはり石川さゆりさんはすごいですね…!浅い呼吸をすることは、上手く綺麗に歌うためにはハンデかもしれないのに、感情を表現したいから、あえて浅い呼吸で歌う。それをできる技量と経験と才能があるので、できていらっしゃるのでしょうね。
石  川
一色では、歌はつまらないですよね。だから、色々な色を表現できるように、呼吸とか喉のどこを使うとか、そういうことはできるようにしたいなと。
住  吉
ありがとうございます。
健康と向き合う機会、健康診断には行っていますか?
石  川
健康診断は、いつもは春からツアーがスタートするので、春に行くんですけど、コロナ禍が続いていて、「もう少し…もう少し…」と思いながら…今年は6月、今月行きます。
住  吉
特にお仕事柄、体が楽器でいらっしゃいますので、健康診断で体のことをきちんと知る、ということも大事ですよね。
それでは最後に、石川さゆりさんの健康の秘密を教えてください。
石  川
まず、朝起きたくないとき、一番最初に何をやるかというと、お布団をめくって、「ゴキブリ体操」。手をぶらぶら…と動かすんです。今度は足を上げて、足をぶらぶら…と。それから手と足を一緒に、ぶらぶら…と動かす。そして、バタンと力を抜いて、「おはよう!」と。
住  吉
声に出して?
石  川
そう。それで家中を「おはよう!おはよう!」と言いながら、窓を開けたり。猫が逃げ回るんですけど、自分でそうやって「おはよう!」と言いながら気合を入れる(笑)。
住  吉
それでは、健康の秘密は、“おはよう!”ですね。
石  川
そうですね。
住  吉
石川さゆりさんは、秋には50周年記念リサイタルも予定されています。詳しい情報は、「石川さゆり 50周年記念 特設サイト」をぜひご覧ください。石川さゆりさん、ありがとうございました!
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