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第273回 BONNIE PINKさん

第273回 BONNIE PINKさん

住  吉
住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、BONNIE PINKさんです。おはようございます。
BONNIE PINK
おはようございます。
住  吉
BONNIE PINKさんは、1995年にアルバム『Blue Jam』でデビューされ、邦楽・洋楽の境を感じさせない、新しい感性でたちまち人気を集めます。
そしてプライベートでは、5年前に女の子を出産。今は5歳の女の子のママです。
ライフスタイルもすごく変わったでしょうし、コロナ禍もあって、色々なことが変わったと思います。子育てしながら、仕事のペースや仕方も変えたのでしょうか?
BONNIE PINK
仕事はずいぶんセーブしていたんですけど、最近はリリースもあったりして、少し動き出してはいます。やはり独身時代よりも圧倒的に自分の時間が少なくなってしまったので、どうにか時間を捻出して、隙間を見つけては作業したり…という暮らしになりましたね。
住  吉
今までは、割と時間をかけて音楽作りをするほうでしたか?
BONNIE PINK
元々のんびり体質なんですよね。「ゆっくりでいいじゃん」というタイプだったのが、今は秒刻みで過ごしている気がして。変わったな…という感じですね。
住  吉
作る曲や歌詞は変わってきましたか?
BONNIE PINK
歌詞も変わるし、集中力も高まっている気がします。時間が足りないので、短時間に押し込んで、「今これをやらないと、もう二度とできない!」というぐらいの気合いで、曲を書いたり、原稿を書いたりしています。
歌詞は、子どもができて、より親の気持ちがわかるようになったので、そういうことを書くことが増えたかなとは思いますね。
住  吉
好きな音楽のタイプなどは、あまり変わらないですか?
BONNIE PINK
それはそんなに変わらないですね。ただ、私はあまり家で音楽を聴かないんですよ。聴く代わりに、自分で作曲して歌ったり。あとは、子どもが小さいので、一緒になって童謡を歌う時間は圧倒的に増えました。「保育園で今日はこの歌を練習してきたよ」と言うので。結構知らない歌もあるんですよ。昔ながらの童謡だけではなくて、最近流行りの幼児向け曲とか。知らない曲が多すぎて、YouTubeで調べて、「へ~、こういう歌があるんだね」と。だから自分の曲を歌うより、童謡を歌っている時間のほうが増えました。
住  吉
違うインプットというか、お子さんがいないと無かったインプットで、おもしろいですね。
BONNIE PINK
そうですね。
住  吉
ご自身が意識していなくても、インスパイアされている部分がきっとあるのでしょうね。
BONNIE PINK
あります。自分自身は音楽を聴かないんですけど、日常で歌と接する時間は増えているかもしれないです。子どもを交えて。例えば、食べるのが遅いなというときに、もしアボカドに苦戦していたら、「♪アボカドカドカドカド~」と即興で曲を作って歌っていると、食べ始めたりするんですよ。そういう、身支度などを応援するための即興ソングが毎日生まれています。
住  吉
おもしろい!
BONNIE PINK
娘も自分で作って歌っていますね。
住  吉
早速影響を受けて。
BONNIE PINK
そう、影響を受けて。自分のことを即興で曲にして歌うのが、我が家では自然な行為になっています。
住  吉
そうすると、今回はぴったりですね。6~7月放送のNHK「みんなのうた」のために曲を書き下ろされました。
BONNIE PINK
そうなんです。とても嬉しいです。
住  吉
その曲が、先日リリースされた6年ぶりのシングル『宝さがし』です。
BONNIE PINK
子どもも歌いやすい曲がいいなということと、久々のリリースということもあるし、私自身はずいぶんと大人なので、大人から子どもまでが共感できるような普遍的なテーマで、かつ、優しいトーンの曲を書きたいなと思って書きました。1つ2つ…と数を数えるところから曲がスタートするんですけど、そこの部分を娘も歌っていますし、私のファンの方にもお子さんがいらっしゃる方が増えてきたので、「親子で聴いています」というメッセージをいただくことも増えて。本当に「みんなのうた」をやらせてもらえてよかったと思っています。