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第314回 熊木幸丸さん

第314回 熊木幸丸さん

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住 吉
住吉美紀がお届けしています、TOKYO FM「Blue Ocean」。今日の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ 健康サポート」のゲストは、6人組バンド「Lucky Kilimanjaro」のボーカル、熊木幸丸さんです。おはようございます。
熊 木
おはようございます。“健康が一番おしゃれ”ということを歌っているバンド、Lucky Kilimanjaroでございます。
住 吉
そうなのですね!
熊 木
自分の曲でも“健康が一番おしゃれ”という歌詞を入れています。
住 吉
そうですか!
熊木さんのInstagramに、「ラッキリのライブで踊りすぎて体バキバキになった」というメッセージがあるのを見つけたのですが、こんな方がいるのですね。
熊 木
よく言われますね。「翌日、筋肉痛になった!」と言われることも多いです。
住 吉
そんな中、Lucky Kilimanjaroの皆さんが“疲れない踊り方”を伝授していると聞いたのですが、どんな踊り方なのですか?
熊 木
疲れる踊り方をする方は、だいたい上半身で踊ってしまうんですよ。下半身と上半身を分離させてしまうというか、肩辺りで踊ってしまうんですよね。腕を上げるのはいいんですけど、肩で上げると肩がすごく痛くなってしまうので、おへその下あたり、「丹田」と言われるところですね。この丹田の辺りに、踊るエネルギーの中心地を持っていくと、手を上げても疲れないでいられるんですよ。
住 吉
なるほど!ヨガみたいですね!
熊 木
そうですね!「上虚下実」という言葉もありますけど、上半身はできるだけ力を抜いて、下半身で踊るようにすると、普段と同じような動きをしていても、疲れ方が違うはずです。
住 吉
わかるかも!
熊 木
僕も、自分が歌うときとか自分のライブではそれを心がけていて、よく「1時間半とか2時間ずっと踊って歌っていますけど、大丈夫なんですか?」と言われていますけど、全然大丈夫なんです。
住 吉
へえ!息が上がらないのはすごいなといつも思います。
そして昨日、4thアルバム『Kimochy Season』をリリースしたばかりです。
資料を拝見すると、コンセプトは「変化を乗りこなす」とのことですが…。
熊 木
去年は、個人的にも世界的にも変化を感じることが多くて。僕はそれを乗りこなすのがあまり上手な人ではないので、よくわからないなという気持ちでいたんですけど、今はこういう変化が当たり前の時代なんだなと思ったときに、より変化を乗りこなして、それ自体をダンスに変えていけるというか。自分が流動的な状態で常にいたいなと思ったので、それに関する作品を書こうと思ってできたアルバムです。
住 吉
曲のタイトルを見ていて気になったのが、『咲まう』で“えまう”と読む曲があったり。
熊 木
“えもう”なのかわからないですけど、僕の曲では“えまう”と読んでいますね。
住 吉
こういう読み方があることを初めて知りました。
熊 木
実際にこういう日本語があって、「花が咲く」とか「笑う」とか。この「咲まう」の“咲”のところは“笑”でもいいんですけど…。
住 吉
笑顔がこぼれる、花も咲きこぼれる、と考えると!素敵な日本語!
そして、13曲目の『山粧う』(やまよそおう)。雪が降ったときに「雪化粧」と言いますが、こういう「粧う」(よそおう)という言い方もあるのですね。
熊 木
そうですね。これは秋の季語で、山が紅葉している様子を「山粧う」と言います。春だったら「山笑う」という季語があって、その秋バージョンですね。
住 吉
「咲まう」も「山粧う」も、自然の変化ですね。季節の変化を感じる言葉。
熊 木
そうですね。季節に対しての言葉として、綺麗だし、色々な情景が浮かんでくる言葉だなと思っていて、それが自分のダンスミュージックと合わさることで、何か新しい面白さができるのではないかなと思って、挑戦した曲です。
住 吉
では、わざとこういう日本の古い美しい漢字の言葉を探したのですか?
熊 木
普段から本を読むのが好きで、気になった言葉をメモしているんですけど、全く違う自分の中での解釈、自分の中での意味のようなものを足してメモする癖があって。
住 吉
こういう言葉はどこで見つけたのですか?
熊 木
どこだろうな…。でも「咲まう」は、作曲していて、ぴったりの言葉が全く無かったときに、ゲームで使う顔文字のようなものを「エモート」と言うんですけど、それを検索したときに、たまたま「咲まう」という言葉を見つけて。
住 吉
なるほど!
熊 木
「エモート」と「咲まう」を自分の中でかけているというか。
こういう偶然に出会う言葉もたくさんありますね。