健康企業宣言®認定取得事業所レポート 第4回 株式会社MS&Consulting様
東京都中央区にある「株式会社MS&Consulting」は、顧客満足度・従業員満足度向上のためのリサーチ業務および経営コンサルティングに関する業務を担う事業所です。
平均年齢35.2歳と比較的若い世代が多く、健康課題が少ないながらも、早いうちからの生活習慣改善をめざして健康企業宣言に取り組み、2020年3月に健康企業宣言STEP1の「銀の認定」を取得されました。
今回は、MS&Consultingの健康経営を支える取り組みに尽力された安全衛生委員会の皆さんにお話を伺いました。

(左から永渕さん、関根さん、佐竹さん、羽賀さん、石橋さん、妹尾さん)
平均年齢が若いからこそ、今のうちから健康意識の向上を
御社が健康企業宣言に応募された理由をお聞かせください。
- 佐竹
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弊社にはもともと安全衛生委員会というものがあり、産業医の先生を呼んで健康に関する旬の話題について講義していただき、その内容を社内に広報する活動をしていました。安全衛生委員会のメンバーを刷新し、新たな取り組みを模索するなかで、健康企業宣言の審査項目に従って1年間取り組んでみたら、よい活動ができるのではないかと思い応募しました。
総務部部長 佐竹悦幸さん
御社の健康経営推進の取り組みについて、具体的にお聞かせください。
- 佐竹
弊社の従業員数は130名、男女比はほぼ同じくらいです。年齢層は20~40代が中心で、男女の平均年齢が35.2歳と比較的若い社員が多いのですが、アンケート結果を見ると、意外にも健康管理についての意識に年齢差はみられませんでした。
20代の社員など、若年層は健康に関心がないのではないかと思っていたのですが、そういうわけでもなく、食生活を気にしている社員が多くいました。しかし、帰宅が遅くなる社員は夕食をコンビニ弁当などに頼りがちのケースが多く見受けられ、そこは課題に感じました。総じて、食生活と運動不足の2点がポイントでしたね。
- 羽賀
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食生活以外では、デスクワークが多いので、肩こりや目の疲れを感じている社員が多かったですね。
羽賀さん
- 佐竹
健診受診率はもともと100%近く、平均年齢が低いため、結果についても「ここに問題があるから全社で取り組まなければいけない」といった点は見つかりませんでした。
今後、社員の年齢が高くなっていくにつれて問題が生じてしまう前に、今のうちから健康意識を高めていこうという姿勢でチャレンジしました。