健康企業宣言®認定取得事業所レポート 第5回 株式会社iCARE様

社員間のコミュニケーションにはオンライン上のチャットツールも活用
健康企業宣言の認定を取得されるうえで、苦労された点などはありましたか?
- 佐川
健康企業宣言の採点基準項目の中に、従業員への周知についての項目がいくつかあります。弊社はもともと健康意識が高い従業員が多いために、こちらから改めて周知するということがあまりなく、その項目を満たすのに苦労しました。
一方で、人事担当としては知っていて当然の社会保険の手続き、例えば休職をしてしまった際の傷病手当金の手続きなどについて、他の部署の社員からしてみればわからないということに気づき、周知できていなかったと反省するきっかけにもなりました。

- 岡田
制度面は私たちが思っている以上に、みんなが理解しているわけではないということが今回改めてわかりました。
新型コロナウイルスの流行前後に、社員の皆さんの働き方の面で変化はありましたか?
- 佐川
弊社は多様な人材が働けるように、全社員の2割にあたる一部スタッフはフルリモートワークを実施しています。また、コロナ禍で通勤による負担が大きいと認められた場合は、在宅勤務・時差通勤を奨励するなど、より柔軟に働ける環境整備に取り組んでいます。
- 岡田
リモートワーク中の社員間のコミュニケーションには、オンライン上のチャットツールを利用し、それぞれが自由に発言できるようになっています。最近実施された食事の健康意識を促す企画の中で、「今日のランチはサラダを追加しました」とか「ご飯を玄米にしてみました」といった発言であったり、逆に「今日は揚げ物ばかりでした」といった報告も、社員間で盛り上がります。
先ほどご紹介した「アイケア体操」も、リモートワーク中はチャットツールを利用して一斉に実施しています。