文字サイズ

健康企業宣言®認定取得事業所レポート 第6回 プライマリー・アシスト株式会社様

健康企業宣言®認定取得事業所レポート 第6回 プライマリー・アシスト株式会社様


左から石山社長、銀の認定証を持つ前野さん、健康経営優良法人の認定証を持つ齋藤さん

東京都千代田区にある「プライマリー・アシスト株式会社」は、主に産業医療職向け人材サービスならびに健康経営コンサルティングサービスや産業医療職向け教育研修事業等を手掛ける事業所です。
事業として健康経営の普及促進を行いながら、創業以来、自らも健康経営を実践され、2017年5月に健康企業宣言STEP1の「銀の認定」を取得されました。さらに、経済産業省が実施する「健康経営優良法人」に5年連続で認定され、今年は中小企業上位500社のみに与えられる「ブライト500」にも認定されました。
今回は、同社の代表取締役社長の石山さんと、従業員の健康管理を戦略的に実践された経営企画部の前野さん、東日本営業本部の齋藤さんにお話を伺いました。

健康企業宣言STEP1とSTEP2の宣言の証
健康企業宣言STEP1とSTEP2の宣言の証

「健康経営プロジェクトチーム」と「衛生委員会」の2体制で健康経営を推進

御社が健康企業宣言に応募されたきっかけをお聞かせください。

石山

弊社は一般企業に対し、産業医や産業保健師、看護師などの医療従事者を紹介・派遣する事業を手掛けるほか、健康経営コンサルティングサービスなど、企業における健康経営を支援する事業を行っております。弊社自らが健康経営を実践することが事業を運営するうえでの第一歩と考え、2015年の創業以来、協会けんぽの健康企業宣言に取り組んでまいりました。

代表取締役社長・石山知良さん
代表取締役社長・石山知良さん

御社の健康経営推進の取り組みについて、具体的にお聞かせください。

石山

弊社は大きく分けて、「健康経営プロジェクトチーム」と「衛生委員会」の2体制で健康経営に取り組んでいます。
まずプロジェクトチームですが、公募で自ら手を挙げた社員と経営企画部、人事総務部からそれぞれ選抜されたメンバーで構成され、1年の任期で活動してもらっています。具体的には、従業員間のコミュニケーション促進や健康づくりのためのイベント企画、健康情報の発信といった活動を行っています。

次に衛生委員会は、従業員の安全衛生、健康管理のために月1回産業医を招いて実施しています。衛生委員会といえばどの企業においても形骸化しがちなのですが、従業員が関心のあるテーマを取り上げることによって、活発な議論がなされています。社員が全員で24名という規模ですので、持ち回りで全員が参加することになります。

社員の皆さん全員が自分ごととして、健康経営に取り組める体制ですね。健康経営を進めていくうえで見えてきた、御社の健康課題はどういったものでしょうか?

石山

まず、「健康課題が明確に見えない」というところが課題だと思っています。これは私どもの会社に限らず、多くの会社がそうではないかと考えます。健康診断を毎年受けていても、このデータを企業側がしっかり把握し、全国平均との比較や、改善に向けて取り組むというところまでは至っていないというところがあります。

また、比較的若い社員が多いため、健康診断で所見が出ない社員が多くいます。そういった社員を、将来的にも病気にさせない、所見が出ない状態であり続けさせるにはどうしたらいいのか。これがもう1つの課題で、「健康管理から予防医療の時代」と考え、取り組んでいるところです。

休憩室
休憩室には、体重・体組成・血圧・血管年齢・肌保湿度・深部体温などを計測する機器があり、自由に測定できるようになっている
 
石山

具体的には、AIを使った予防医療セルフチェックシステムを導入し、社員全員が定期的に行うようにしています。これは、健康診断よりも細かい108問の問診と、体組成などの測定データをもとに現在の体の状態から、近い将来の異常をAIが解析してくれるもので、改善に向けたアドバイスも得られます。
また、弊社は女性社員が多いため、女性特有の健康課題についても大きな関心ごととして捉えています。3年前に「女性の健康」というテーマで専門家の先生に話をしていただくセミナーを行いました。若い女性には、自分の健康にもっと関心を持ってほしいと思っております。