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健康企業宣言®認定取得事業所レポート 第8回 真韻 株式会社様

健康企業宣言®認定取得事業所レポート 第8回 真韻 株式会社様


真韻株式会社が所在する板橋区立ものづくり研究開発連携センターの前で
(左から藤井さん、海老根さん、亀山さん)

「金の認定」をただのご褒美としてではなく、今後も継続させていくことが重要

カヌーとはめずらしいですね。スポーツのお話が出ましたが、ご自身が実践されている健康づくりへの取り組みを教えてください。

亀山

私は、毎日20km程度の距離を自転車通勤しています。会社としても自転車通勤企業宣言などを行い、先ほどのカヌー体験も含めて、東京都のスポーツ推進企業の認定を受けました。

亀山さんと藤井さんの自転車
自転車で通勤される亀山さんと藤井さんの自転車
藤井

前の会社にいたときは、激務で運動どころではありませんでした。退職してから、仕事を楽しく続けるためには、やっぱり体が一番の資本だと思いまして、私も自転車に乗り始めました。最初はママチャリだったのですが、だんだんとおもしろくなってきてスポーツバイクに替え、しまいにはヒルクライム(山や丘陵の上り坂に設定されたコースを走る自転車競技)もやっています。とても疲れますが、登り切った後は爽快です。

他には、登山もしますし、スキューバダイビングもやります。スポーツとの出合いは、僕の人生を変えてくれました。すごくいい経験になっています。

海老根

私は会社に来ているだけで、運動はほとんどしません(苦笑)。通勤で歩くぐらいですが、最寄りの駅から会社まで20分ほど歩きます。駅構内もエレベーターやエスカレーターは使わず、長い階段を使うようにしています。あとは、ラジオ体操を毎日するように心がけています。

海老根さん
海老根さん

御社が今後も健康経営を継続していかれるうえで、展望や課題はありますか?

亀山

健康経営の「金の認定」は、2人しかいない弊社に対して、第三者からの違う視点や厳しい視線を受けながら、系統立てて仕事や業務の内容を取りまとめていくことで、最終的にそのご褒美として取得できたものです。また、そのご褒美をただもらえたものとするだけではなく、継続させていくことが非常に重要だと考えています。自分の会社を「『もの』を作る前に『人』を作る会社」と自信をもって紹介できるよう、努力を続けていきたいと思います。

最後に、これから健康企業宣言にチャレンジする事業所様へのアドバイスをお願いいたします。

亀山

たった2人の会社であっても、「金の認定」を受けることができました。真正直に地道にやるべきステップを遂行することで、目標を達成することができました。われわれがすごい会社というのではなく、どんなに規模が小さくても、さまざまな方々にご協力いただけたことで成し得たのです。この挑戦は認定企業だけでなく、一緒に取り組んでくださる方々の勇気にもなると考えていますし、チャレンジすることで多くの出会いもあります。実際、取り組んでいくと大変ですが、御社の課題の把握や今後のステップアップのために、勇気をもって挑戦してみてください。

貴重なお話をありがとうございました。今後もぜひ、健康経営を継続してくださいね。