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公開録音「協会けんぽpresents健康フォーラム」が行われました


寺内タケシさん、専門医が「大腸がん」の予防と早期発見を呼び掛ける

当ウェブサイト「協会けんぽ 健康サポート」と連動している、文化放送「吉田照美 飛べ!サルバドール」内のコーナーの公開録音「協会けんぽpresents健康フォーラム」が、1月23日に行われました。

今回のテーマは、がんで亡くなる人の数が男性では3位、女性では1位という「大腸がん」です。ゲストは、大腸がんを克服した“エレキの神様”こと寺内タケシさんと、大腸がんの専門医である、キッコーマン総合病院の久保田芳郎院長。お二人の軽妙なトークを、おなじみ番組MCの吉田照美さんやアシスタントの室照美さんが絶妙の話術でつなぎつつ、患者・医師、双方の立場から大腸がん予防や早期発見を呼び掛けました。


「ギターも体も手入れ次第」「備えあれば“うれしい”」(寺内さん)

寺内さんは10年ほど前に、人間ドックの検査で便に潜血反応が確認されたことをきっかけに、大腸がんが見つかりました。幸いにも早期の段階で、手術は成功し、1カ月後にはステージに復帰。その後も年間約100ステージというパワフルな活動を続け、ほかにも大病を経験されながらも、今年、喜寿(77歳)を迎えました。こうした体験を通して、毎日の病気予防や健康づくりの重要性を痛感し、プロのギタリストとして「ギターも体も手入れ次第」と強調。とくに「よく歩く」ことを心掛けているそうです。

一方、久保田院長は、「大腸がんは早期の段階なら90%以上が治るのです。しかし、早期発見のための大腸がん検診を受ける人はまだ少ないのが現状です」と述べ、40歳以上の人は、便潜血検査などの大腸がん検診を欠かさずに受け、必要な再検査(大腸内視鏡検査)も必ず受けるように力を込めました。

また、久保田院長は大腸がんになりやすい5つの生活習慣(動物性脂肪が多く食物繊維が少ない食事、運動不足、肥満、喫煙、大量飲酒)のうち、一つでも減らすよう訴えました。がんの原因になる物質を大腸内に長くとどめないように、便秘の解消も大切だそうです。

寺内さんも「備えあれば“うれしい”」と話し、生活習慣の見直しと検診受診で大腸がんに十分に備え、“うれしい人生”にすることを呼び掛けました。

「検診受けますか?」に、参加者全員で手を挙げ「受けます!」

公開収録中、吉田さんの問い掛けに会場の参加者が挙手で答えることが何度かあり、「大腸がんは男女どちらに多いでしょうか」との問い掛けに対しては、「女性」に多く手が挙がりました。しかし、久保田院長の「女性のがんによる死亡者が最も多いのは大腸がんですが、患者数では2対1で男性のほうが多い」という答えに、会場からは驚きの声も聞かれました。

また、参加者から事前に集めた質問にも久保田院長が答えました。健康の悩みや検診についての疑問が挙がるなか、久保田院長は「(区市町村のがん検診も含め)とにかく大腸がん検診を受けてください。ご家族には、受けないとどれだけ危ないかを言って聞かせるのもよいでしょう」。すかさず吉田さんが「検診受けますか?」と会場に問い掛けると、全員が手を挙げて「受けます!」と答え、会場が一つになりました。

最後には、この日ちょうど65歳の誕生日を迎えた吉田さんに、ファンの方が寄せ書きや花束を贈るというサプライズもあり、最後までリスナー(参加者)と一体になった温かな健康フォーラムでした。

以上の健康フォーラムの様子の一部は、5回に分けて2月の毎週月曜日(16時37分~47分)に放送予定です。また、「音声を聴く PODCAST」でもお聴きいただくことができ、当ウェブサイトでは放送内容を再録いたします。併せてご利用ください。


左から、室照美さん(アシスタント)、寺内タケシさん、久保田芳郎院長、吉田照美さん(MC)

会場では、栄養指導や肺のキレイ度チェックも

また、「健康フォーラム」会場では、協会けんぽ東京支部による栄養指導や肺のキレイ度チェック(呼気一酸化炭素濃度測定)も行われました。栄養指導のコーナーでは、さまざまな食材の写真や1kgの体脂肪サンプルなどを使って、保健師・管理栄養士が“出張指導”を提供。肺のキレイ度チェックは、公開収録にて吉田さんが「私も受けました」と参加を促したこともあり、検査を希望する人の長い行列ができていました。