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やせ型で正常体重でも心血管疾患リスクは高くなる、ってホント?

やせ型で正常体重でも心血管疾患リスクは高くなる、ってホント?

まず禁煙。運動で脂肪燃焼、食事改善で脂肪をためない。脂肪に炎症を起こさせない。

BMIや腹囲測定が基準値以下でも、タバコの暴露をなくす(自分が喫煙者の場合はもちろん、受動喫煙もです)、食事に気をつける、運動をすることが大切です。

ダイエットだけでは筋肉が減ってしまいます。現代人は、過剰と欠乏の両者が問題で、カロリーや糖質は控え、ミネラルや微量元素、ビタミンは足す必要があります。

運動は、何歳になっても、どのような運動でも効果があるといわれています。基礎代謝の高い筋肉を維持しながら、食事の改善を進めるのが理想です。

運動では、脂肪を燃やすウオーキングやジョギングなどの有酸素運動と筋力を維持する筋肉トレーニングを組み合わせます。この場合、まず筋トレをしてから有酸素運動を行うようにすると、基礎代謝が上がって脂肪の代謝の効率がよくなります。

一見スリムで健康そうな人でも、メタボに関しては油断できないということを知っておいてください。

荒木 葉子 先生

監修者 荒木 葉子 先生 (産業医・内科医 荒木労働衛生コンサルタント事務所所長)
慶應義塾大学医学部卒業後、内科・血液内科専攻。カリフォルニア大学サンフランシスコ校留学。報知新聞社産業医、NTT東日本東京健康管理センタ所長を経て、現在荒木労働衛生コンサルタント事務所所長。内科専門医・産業医・労働衛生コンサルタント。企業の労働衛生と半蔵門病院で内科診療を行う。主な著書に『臨床医が知っておきたい女性の診かたのエッセンス』(医学書院)、『働く女性たちのウェルネスブック』(慶應義塾大学出版会)など。