運動は20~30分以上続けてやらないとメタボ予防効果はない、ってホント?
体を活発に動かすように意識する
1回5~10分程度の運動時間なら、1日のうちで見つけることは難しくなさそう。それを1日に何回か行えばよいのなら、「まとまった時間が取れない」と嘆かずに済むのではないでしょうか。
さらに、改めて「運動」というとそれまで運動経験のあまりない人は身構えてしまうかもしれませんが、「体を活発に動かす」と言い替えてみたらどうでしょう。ちょっとした運動を普段の生活に加えると、生活習慣病の発症を低下させる効果があることがわかっており、厚生労働省では「毎日、今より10分多く体を動かす」=『+10(プラス・テン)』運動を提唱しています(詳細は「今月のプラス・テン」コーナー を参照してください)。
例えば通勤の行き帰りにいつもより少し遠回りして歩いたり、ランチはあえて遠くの店に出かけていくなどすれば、10分くらいは簡単に稼げそう。そんなとき、普段より少し速いピッチでスタスタ歩いてみてください。これが体を活発に動かすことになります。同じ発想は、職場内での移動や買い物に出るときにも生かしてください。小さな努力でも積み重ねれば、メタボ予防の大きな効果を生み出すことにつながります。