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65歳以上の6人に1人は低栄養! 食生活に注意し、筋力維持でフレイル予防

65歳以上の6人に1人は低栄養! 食生活に注意し、筋力維持でフレイル予防

フレイルを予防・改善するポイントはたんぱく質摂取、運動、社会参加

筋肉量や筋力を維持し、サルコペニアやフレイルを予防するには、まず、積極的にたんぱく質を摂る必要があります(たんぱく質の摂り方については、前回記事参照)。

それとともに、運動(身体活動・運動など)や社会参加(趣味・ボランティア・就労など)も欠かせません。運動は歩くことを中心とした有酸素運動が効果的ですが、ペットや孫の世話をする、こまめに家事をするなどでもよいでしょう。筋肉量の増加には、いわゆる筋トレも必要です。最近では、高齢者を対象にしたスポーツクラブのプログラムなどが豊富ですが、家でできるロコトレでもよいでしょう。

社会参加は、なんらかの仕事でも、ボランティアでも、地域活動でも、趣味のサークルでも、好きで続けられることであればなんでもかまいません。人生100年時代、健康を保てば第二・第三の人生を楽しめます。今の自分のためにも、これからの自分のためにも、楽しく社会参加を続けていけるとよいですね。

荒木 葉子 先生

監修者 荒木 葉子 先生 (産業医・内科医 荒木労働衛生コンサルタント事務所所長)
慶應義塾大学医学部卒業後、内科・血液内科専攻。カリフォルニア大学サンフランシスコ校留学。報知新聞社産業医、NTT東日本東京健康管理センタ所長を経て、現在荒木労働衛生コンサルタント事務所所長。内科専門医・産業医・労働衛生コンサルタント。企業の労働衛生と半蔵門病院で内科診療を行う。主な著書に『臨床医が知っておきたい女性の診かたのエッセンス』(医学書院)、『働く女性たちのウェルネスブック』(慶應義塾大学出版会)など。