野菜や果物をもっと食卓にのぼらせよう
「毎日野菜の小鉢5皿分」を心がけよう
では、具体的に野菜の摂取量を増やす工夫を考えてみましょう。煮物やお浸しなどの小鉢1皿で約70gが摂取できるので、毎日小鉢5皿分の野菜をとることが目安になります。
- 朝食ではミニトマト、冷凍野菜の活用などで必ず1皿分の野菜を。
- 昼食が外食や中食(コンビニ等)なら、野菜料理をもう1品プラス。主菜のつけ合わせのキャベツや刺し身のツマ(大根の千切り)なども1皿分に。
- 夕食では野菜たっぷりの主菜(野菜炒め、ホイコーロー、鍋物、シチュー、ポトフなど)で2皿分に。
- 酒のつまみにも、野菜料理を(もろきゅう、冷やしトマト、枝豆、オニオンスライス、きんぴらごぼう、野菜の串焼き、温野菜など)。
糖分の多い果物は適量に
果物は、とりすぎると糖分過多になりますが、適度にとると、長期的には体重の増加を抑制する可能性が示されています。* 推奨されている「1日200g」をとる目安として、主な果物の100g単位の量を以下に挙げておきます。
りんご | 中サイズの半分 | いちご | 中サイズの粒6~7個 |
---|---|---|---|
バナナ | 中サイズの1本 | みかん | 大粒1個 |
甘柿 | 中サイズの半分 | ぶどう(マスカット) | 約4分の1房 |
- *Hebden L, O'Leary F, Rangan A, Singgih Lie E, Hirani V, Allman-Farinelli M. Fruit Consumption and Adiposity Status in Adults: A Systematic Review of Current Evidence. Crit Rev Food Sci Nutr. 2015 Jun 26:0.