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十分な睡眠をとれているか、確認しよう

十分な睡眠をとれているか、確認しよう

よい睡眠を得るために、食生活と運動習慣を見直し、就寝前のNG行動を避けよう

不眠症状の有無にかぎらず、満足のいく睡眠を得るためには、次のようなポイントに気をつけて生活しましょう。

  • 規則正しい食生活……特に朝食は心身を目覚めさせ、1日を元気にスタートさせる。
  • 定期的な運動習慣……毎日30分以上歩くとか、週に5日以上運動する習慣を。
  • 寝酒はやめる……長期的には睡眠の質と量を悪化させる。
  • 就寝前にはリラックス……音楽、香り、体操、呼吸法など自分なりの方法で。
  • スマホ、パソコン、テレビなどは就寝前はNG……就寝直前にそれらを使用していると、夜ふかしにつながるだけでなく、ブルーライト(画面の青白い光)により寝つきにくい、眠りが浅いなど睡眠の質も低下する可能性がある。寝室には持ち込まない、1時間前は見ないなどルール作りを。

対策を講じても眠れない、心身への影響が強いなどの場合は専門家に相談を

一時的な不眠により、日中の活動に支障がなければ心配はありませんが、満足な睡眠がとれない日々が続いて不眠への不安が高まり、その不安からますます不眠が高じてしまうと、しだいに不眠症状が慢性化していきます。2週間以上不眠が続く場合や、日中に眠気や体のだるさなどがあり、心身の活動の低下を感じるようなら、きちんと対処する必要があるでしょう。

いろいろな方法を試しても満足な睡眠が得られないときは、治療が必要な病気が隠れているかもしれません。医師や保健師、看護師、薬剤師などに早めに相談してみることをお勧めします。

 

監修者 兼板 佳孝 先生 (日本大学医学部社会医学系公衆衛生学分野 教授)
1998年日本大学大学院医学研究科医学研究科内科学専攻修了、2003年日本大学医学部 助手、2006年同専任講師、2008年准教授、2012年大分大学医学部教授を経て現職。社会医学系専門医・指導医、日本公衆衛生学会認定専門家、総合内科専門医、日本医師会認定産業医。