文字サイズ

日本人はまだ食塩を摂りすぎている。減塩に取り組もう

日本人はまだ食塩を摂りすぎている。減塩に取り組もう

みそラーメン1杯を飲み干したら食塩6g!

さて、私たちが普段口にするほとんどの食品に、どれくらいの塩分が含まれているか、考えてみたことはありますか?

例)
みそラーメン 1人前6.0g みそ汁 1杯2.0g
インスタント焼きそば 1人前5.0g ロースハム 2枚1.2g
カレーライス 1人前3.5g 食パン 1枚0.8g

このように、昼食にみそラーメンを食べて汁まで飲み干すと、それだけで食事摂取基準の1日の目標量に近づいてしまいます。せめて以下のような工夫で、今日から“減塩チャレンジ”してみましょう。

  • ラーメンやうどん、そばなどの汁は残す
  • みそ汁は毎日飲まない
  • コンビニやスーパーで加工食品を買う際には、パッケージの「食塩相当量」をチェックする
  • 「減塩」「塩分控えめ」と書かれた調味料や食品を選ぶ

また、減塩とともに野菜やくだもの、海藻などを多く摂ることも心がけましょう。それらに豊富なカリウムは、体内の余分な塩分を尿とともに排泄し、血圧を低下させる働きがあります。ウオーキングなどの有酸素運動で汗をかいて塩分を排出し、肥満解消にもつながれば、高血圧リスク減が期待できます。

日本高血圧学会に減塩の動画があります

日本高血圧学会は「高血圧治療ガイドライン2019」を出版し、一般の方々にも新しいガイドラインや減塩の重要性を知ってもらうために、動画を作っています。
参考にしてみてください。

>>日本高血圧学会【高血圧治療ガイドライン2019公開記念】一般向け動画

荒木 葉子 先生

監修者 荒木 葉子 先生 (産業医・内科医 荒木労働衛生コンサルタント事務所所長)
慶應義塾大学医学部卒業後、内科・血液内科専攻。カリフォルニア大学サンフランシスコ校留学。報知新聞社産業医、NTT東日本東京健康管理センタ所長を経て、現在荒木労働衛生コンサルタント事務所所長。内科専門医・産業医・労働衛生コンサルタント。企業の労働衛生と半蔵門病院で内科診療を行う。主な著書に『臨床医が知っておきたい女性の診かたのエッセンス』(医学書院)、『働く女性たちのウェルネスブック』(慶應義塾大学出版会)など。