文字サイズ

メタボ改善・医療費の節約にも。特定保健指導を受けよう

メタボ改善・医療費の節約にも。特定保健指導を受けよう

指導を受けた人のほうが、年間医療費が低くなる

せっかくの特定保健指導ですが、対象者で実際に指導を受けたのは、動機づけ支援と積極的支援を合わせても2割ほどしかいないという協会けんぽの調査結果があります*1

また、特定保健指導の利用によって検査値が改善し、医療費の適正化につながったとする報告もあります*2。調査では、検査値のうちの体重に焦点を当てており、特定保健指導を受けた人のほうが受けていない人より体重減少者の割合が高いという結果になっています。医療費も1人当たりの平均で、受けた人のほうが受けていない人より低い傾向がありました。

同報告では特定保健指導を受けることで生活習慣の改善が促され、その結果として検査値が改善し、医療費の適正化につながったのではないか、と分析しています。

保健指導の対象となった人は積極的に活用し、生活習慣の改善・医療費の適正化に役立てましょう。

参考文献


板倉 弘重 先生

監修者 板倉 弘重 先生 東京大学大学院医学研究科卒。同大学第三内科、国立健康・栄養研究所臨床栄養部長、ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授、茨城キリスト教大学生活科学部食物健康科学科教授等を経て現職。日本臨床栄養学会理事長、日本栄養改善学会理事、日本栄養・食糧学会副会長、日本動脈硬化学会評議員名誉会員、日本病態栄養学会理事、第33回日本動脈硬化学会総会会長などを歴任。