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やせていても油断は禁物! 脂質異常症

やせていても油断は禁物! 脂質異常症

予防と改善には生活習慣の見直しを

脂質異常症の予防・改善には、食事と運動の面で、生活習慣の見直しが必要です。次のポイントを押さえるように心がけましょう。

・肉類を減らし、魚を増やす……飽和脂肪酸の多い肉類を減らし、不飽和脂肪酸の多い魚(さんま、ぶり、いわし、などの青魚)を増やす。

・食物繊維を積極的に……食物繊維には、小腸でのコレステロールの吸収を抑える効果がある。野菜、きのこ、海藻、いも、玄米、麦、全粒粉やライ麦のパン、大豆食品などに多く含まれる。

・卵は控えめに……厚生労働省は脂質異常症の人やそのリスクが高い人は、食品からのコレステロールの摂取量は1日200mg未満にとどめることが望ましいとしている。卵黄にはコレステロールが多く、卵1個(50g)のコレステロール値は210mg。

・有酸素運動を毎日30分……ウォーキング、サイクリング、スロージョギング、水中運動などを少し汗がにじむ程度の強度で、できれば毎日30分以上行う(数回に分けてもよい)。

・禁煙する……喫煙は狭心症や心筋梗塞の原因になる。自力で禁煙できなければ、禁煙外来も検討する。

参考文献


板倉 弘重 先生

監修者 板倉 弘重 先生 東京大学大学院医学研究科卒。同大学第三内科、国立健康・栄養研究所臨床栄養部長、ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授、茨城キリスト教大学生活科学部食物健康科学科教授等を経て現職。日本臨床栄養学会理事長、日本栄養改善学会理事、日本栄養・食糧学会副会長、日本動脈硬化学会評議員名誉会員、日本病態栄養学会理事、第33回日本動脈硬化学会総会会長などを歴任。