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食道がん、口腔がん予防には、禁煙・節酒と、熱い飲食物は冷ましてから

大腸がんは、肉のとりすぎだけでなく、飲みすぎや肥満もリスクに

禁煙&節酒が必須。熱いものは冷ましてから飲食を

食道がんと口腔がんを予防するには、禁煙・節酒に努めることがもっとも重要です。喫煙者は、禁煙治療を検討するなどして、禁煙を目指しましょう。飲酒は適量(1日あたり日本酒なら1合、ビールなら大びん1本、焼酎や泡盛なら2/3合、ウイスキーやブランデーならダブル1杯、ワインならボトル1/3程度が目安)を心がけましょう。

また、熱い飲食物にも注意が必要です。熱々の状態で口にするのは避けるようにし、ある程度冷ましてから食べたり飲んだりすることを心がけましょう。

一方、野菜や果物は、食道がんを予防する効果は「ほぼ確実」と評価されています。禁煙・節酒に努めるとともに、野菜や果物を積極的に食べるようにすれば、リスクの低下を期待できるでしょう。

津金 昌一郎 先生

監修者 津金 昌一郎 先生 国立がん研究センター 社会と健康研究センター長
1981年慶應義塾大学医学部卒、85年同大学大学院修了。86年より国立がんセンター研究所入所。臨床疫学研究部長などを経て、2003年に同センターがん予防・検診研究センター予防研究部長に就任。その間に米国ハーバード公衆衛生大学院客員研究員を務める。2010年に国立がんセンターの独立行政法人への移行に伴い、国立がん研究センター予防研究部長に就任。2013年から現職。1990年にスタートした国立がん研究センターがん研究開発費による研究班(2009年度までは、厚生労働省がん研究助成金による研究班)による大規模疫学研究である多目的コホート研究の主任研究者を務める。2010年朝日がん大賞、2014年高松宮妃癌研究基金学術賞などを受賞。一般向けの主な書著に『科学的根拠にもとづく最新がん予防法』『がんになる人ならない人』『ボリビアにおける日本人移住者の環境と健康』『なぜ、「がん」になるのか?その予防法教えます。』『食べものとがん~がんを遠ざける食生活~』などがある。昭和大学、山形大学客員教授、日本疫学会理事、日本癌学会評議員などを兼務。