文字サイズ

めん類・加工食品好きは、胃がんに注意!

めん類・加工食品好きは、胃がんに注意!

食習慣を見直して、減塩をめざそう

がん、特に胃がんを予防するためには、日ごろから減塩に努めることが大切です。塩分を多く含む商品としては、前述したみそ汁や漬物、塩蔵魚卵、塩蔵魚、塩蔵魚介類などのほか、ロースハムなどの加工肉、さつま揚げやかまぼこなどの練り製品などがあげられます。

意外と知られていないのが、めん類や食パンにも多くの塩分が含まれているということ。うどん(ゆで)1玉には0.8g、中華めん(生)1人前には0.5g、食パン(6枚切り)1枚には0.7gの塩分が含まれています。めん類というと汁の塩分が問題視されますが、めんそのものにも塩分が含まれるため、汁を残したとしてもそれなりに塩分を摂取していることになります。

こうした塩分の多い食品は、食べる量を減らしたり、食べる頻度を少なくしたりするよう意識することが大切です。さらに、次のような工夫を心がけて、できるだけ減塩に努めましょう。

《減塩のための工夫》

・みそ汁やスープは具だくさんにして汁の量を減らす

・しょうゆやソースは直接かけず、小皿に入れて少量つけて食べる

・調味料は減塩タイプを使う

・だしは市販品を使わず、自分でとる

・香味野菜(ねぎ、しそ、しょうが、にんにくなど)やかんきつ類などで香りを楽しみ、調味料を控える

井上 真奈美

監修者 井上 真奈美 先生 1990年筑波大学医学専門学群卒。1995年博士(医学)取得。1996年ハーバード大学公衆衛生大学院修士課程修了。愛知県がんセンター研究員、国立がんセンター室長、東京大学特任教授等を経て、現在、国立がん研究センターがん対策研究所予防研究部部長。専門分野はがんの疫学と予防。