がんについて知りたいときは、まず「がん情報サービス」を活用しよう
「〇〇がん 治療法」と検索したけれど、インターネット上にはさまざまな情報があふれていて、いったいどれを信用してよいのかわからない――そんなときはまず、国立がん情報センターが運営する「がん情報サービス」を見てみてください。「がん情報サービス」は、科学的根拠に基づいた確かな情報をわかりやすく掲載しているので、がんについて知りたいことがあるときには、ぜひ活用しましょう。
「最新の」「確かな」情報をわかりやすく掲載
ご自身、もしくはご家族など身近な人が「がん」と診断されたとき、多くの人は少しでも有益な情報を得たいと考えるでしょう。今は、パソコンやスマートフォンで検索すれば、いくらでも情報を入手できますが、Web上には根拠のはっきりしない予防法や治療法に関する情報があふれています。なかには、もっともらしいことが書かれているものもありますが、その情報が本当に信頼できるものかどうかを見極めることは、専門知識を持たない一般の人にとって容易ではありません。
そこで、ぜひ活用してほしいのが、国立がん研究センターが運営するWebサイト「がん情報サービス」です。「がん情報サービス」では、がんに関する最新の正しい情報をわかりやすく掲載しています。
がん医療は進歩が著しく、数年前に最もよいと考えられていた治療が、今も推奨されているとは限りません。そのため、医療現場では、最新の知見をもとに、現時点で一般に推奨される推奨度をまとめたガイドラインを作成し、診療に役立てています。
「がん情報サービス」では、こうしたガイドラインなどをもとに、科学的根拠に基づいた情報を掲載しています。つまり、情報の信ぴょう性が高く、なおかつ、最新の情報を入手できるのが「がん情報サービス」というわけです。