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自分に合っていないと逆効果かも……歯ブラシの正しい選び方と交換目安

ドライマウスはなぜ起こる? 予防と対策

歯ブラシを斜めにあてて磨くバス法には、植毛部の幅が狭い歯ブラシを

ブラッシングは大きく分けると、スクラッビング法とバス法の2通りがあります。歯ブラシを歯に垂直にあてて磨くスクラッビング法の場合、植毛部の大きさや毛の硬さの選び方は、上記の一般的な選び方と同じです。

これに対して、毛先を歯と歯茎の境目に斜めに(45度の角度で)あてて磨くバス法の場合、毛先が長くて、植毛部の幅が狭い歯ブラシを選ぶとよいでしょう。バス法は歯周病がある人に適しています。

通常、植毛が3列のところ、2列にしたバス法用の歯ブラシも市販されています。入手しづらい場合は、小さめで軟らかめの歯ブラシでも構いません。

歯と歯が重なっているなど、歯並びが悪い箇所があるなら、ワンタフトブラシという、毛の部分がひと束になっているタイプの歯ブラシを使うのがおすすめです。通常の歯ブラシなら、立てて使えば、歯並びが悪い箇所でも毛先が届きやすくなります。

このほか、奥歯のすみずみまで磨けるという、植毛部が丸くなった奥歯用の歯ブラシも市販されています。

以上、「とくに磨きたい」箇所に応じて、歯ブラシを使い分けてみてはどうでしょう。また、歯ブラシ選びも含めた正しいブラッシングについて、歯科医院で相談して指導を受けるのもよいかもしれません。

佐瀬 聡良 先生

監修者 佐瀬 聡良 先生 (佐瀬歯科医院 院長) 1984年日本大学松戸歯学部卒業。89年千葉県千葉市に佐瀬歯科医院を開院し、現職。2004年より日本大学松戸歯学部歯周治療学講座非常勤医局員も兼務。「臨床家のための実践ペリオセミナー」「歯科衛生士のための実践ペリオセミナー」講師なども務める。日本歯周病学会専門医、日本臨床歯周病学会認定医・指導医、米国歯周病学会会員。