文字サイズ

あなどれない「口内炎」。舌がんにも備えましょう

あなどれない「口内炎」。舌がんにも備えましょう

ステロイドや抗ヘルペス薬で治療、生活は規則正しく、かぶせ物の調整も

以上の口内炎のうち、アフタ性口内炎や物理的な障害による口内炎には、炎症を抑えるためのステロイドの外用薬(塗り薬)を使います。口の中に、同様の成分が入ったパッチを貼る場合もあります。ヘルペスによる口内炎には抗ヘルペス薬の塗り薬を使います。症状の出方によっては内服薬も使うことがあります。

そして、口内炎を遠ざけるためには、下記のような生活習慣の見直しも重要です。

  • 食事
    ビタミンB2やC、Aなどが不足しないように、野菜や果物を中心に、種類豊富な食材をとるようにして栄養バランスを整えましょう。
  • 過労・ストレス
    規則正しい生活で、睡眠時間もしっかりとって、疲れやストレスをため込まないように。
  • 禁煙・節酒
    タバコの煙や過度な飲酒は、口の中の粘膜を直接刺激して口内炎をできやすくします。タバコはやめ、お酒は控えめに。
  • 口の中をきれいに
    毎日のブラッシングで口の中を清潔に保つのはもちろん、むし歯や歯周病はきちんと治療、噛み合わせや入れ歯、かぶせ物や詰め物などもきちんと調整することが大切です。口内炎になりにくい口腔内の環境を維持してください。

佐瀬 聡良 先生

監修者 佐瀬 聡良 先生 (佐瀬歯科医院 院長) 1984年日本大学松戸歯学部卒業。89年千葉県千葉市に佐瀬歯科医院を開院し、現職。2004年より日本大学松戸歯学部歯周治療学講座非常勤医局員も兼務。「臨床家のための実践ペリオセミナー」「歯科衛生士のための実践ペリオセミナー」講師なども務める。日本歯周病学会専門医、日本臨床歯周病学会認定医・指導医、米国歯周病学会会員。