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更年期に起こりやすい口の中のトラブルを知り、早めの対策を

更年期に起こりやすい口の中のトラブルを知り、早めの対策を

原因をはっきりさせて治療を受け、生活習慣の見直しも

以上のような症状を自覚したら、早めに歯科医院を受診して、まず原因をはっきりさせることが大切です。慢性剥離性歯肉炎の場合、全身の病気にかかわっているケースも多いため、内科や皮膚科などの受診も必要になることがあります。 原因になっている病気がわかったら、きちんと治療を受けることが第一です。そのうえで、次のような生活習慣の見直しを心がけ、更年期に伴う口の中のトラブルを少しでも抑えましょう。

●口の中の健康のために心がけたい更年期での生活習慣の見直し

  • 栄養バランスのとれた食事を規則正しくとる
    栄養素としては、エストロゲンと同じような働きをする大豆イソフラボンや、歯槽骨をはじめとする骨づくりに欠かせないカルシウムなどを積極的にとるようにしましょう。ただ、イソフラボンは過剰摂取による悪影響が指摘されており、サプリメントによるとり過ぎには注意が必要です。
  • ウオーキングなどの有酸素運動を習慣にする
    血流促進などの体の健康だけでなく、ストレス解消による心の健康づくりにも有効です。

佐瀬 聡良 先生

監修者 佐瀬 聡良 先生 (佐瀬歯科医院 院長) 1984年日本大学松戸歯学部卒業。89年千葉県千葉市に佐瀬歯科医院を開院し、現職。2004年より日本大学松戸歯学部歯周治療学講座非常勤医局員も兼務。「臨床家のための実践ペリオセミナー」「歯科衛生士のための実践ペリオセミナー」講師なども務める。日本歯周病学会専門医、日本臨床歯周病学会認定医・指導医、米国歯周病学会会員。