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自己流で間違ったブラッシングをしていませんか?

自己流で間違ったブラッシングをしていませんか?

歯と歯の間にはデンタルフロス・歯間ブラシの活用を

以上のポイントをすべてクリアできても、まだ、むし歯や歯周病のリスクが残っています。それは「歯と歯の間」は、歯ブラシの毛先を十分に届かせることができないからです。これを補うために、ブラッシングに加えて、デンタルフロス(歯間そうじ用の糸)や歯間ブラシを使って、歯と歯の間から汚れをかき出すことが大切です。しっかりみがいたつもりでも、歯と歯の間のプラークは約6割しかとれておらず、約4割は残ったままともいわれています。

デンタルフロスには、糸を指に巻きつけて使うタイプと、F字やY字の柄のついたタイプがあり、自分の使いやすいほうを選びましょう。基本的にはフロスを使いますが、歯と歯の間が広がってくると歯間ブラシのほうがよい場合が出てきます。

歯間ブラシにはいくつかのサイズがあり、大きすぎるサイズは、歯間を広げてしまい、食べかすが入ったり、息が漏れて話づらくなったりします。歯ぐきを傷つける場合もあります。

デンタルフロスにもさまざまな太さがあり、どのようなサイズのデンタルフロスや歯間ブラシがよいかは、それぞれの適切な使い方の指導も含めて歯科医院で相談するとよいでしょう。

佐瀬 聡良 先生

監修者 佐瀬 聡良 先生 (佐瀬歯科医院 院長) 1984年日本大学松戸歯学部卒業。89年千葉県千葉市に佐瀬歯科医院を開院し、現職。2004年より日本大学松戸歯学部歯周治療学講座非常勤医局員も兼務。「臨床家のための実践ペリオセミナー」「歯科衛生士のための実践ペリオセミナー」講師なども務める。日本歯周病学会専門医、日本臨床歯周病学会認定医・指導医、米国歯周病学会会員。