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子どものむし歯とはこんなに違う「大人のむし歯」を防ぎましょう

子どものむし歯とはこんなに違う「大人のむし歯」を防ぎましょう

痛みが出にくく、気づかないままむし歯が進み、歯を失うケースも

また、一般的なむし歯は通常、「狭くても深く」進み、痛みも出やすくなる一方、大人のむし歯は「浅くても広く」進みます。むし歯菌の活動が歯の神経まで到達しないものの、歯の広い範囲を侵食していきます。痛みが出ることはほとんどないため、放置されがちですが、やがて歯を失うことになります。また、神経を抜いてしまった歯は、むし歯がどんなに進んでも痛みが出ないので注意が必要です。

以下のチェックリストに当てはまる数が多いほど、大人のむし歯になりやすいとされています。毎日のブラッシング習慣や歯周病治療を続けることはもちろん、チェックリスト中で当てはまる項目は改め、歯ぐきが下がったり、詰め物の不具合・脱落などがあれば、早めに歯科医院で処置(治療)してもらいましょう。

大人のむし歯になりやすい生活習慣

口呼吸である(朝、起きたときに口が乾いている、いびきをかくなど)

□ブラッシングに気をつかわない/デンタルフロスなども使わない

□甘いものなど、よく間食をする/甘い清涼飲料・スポーツドリンクをよく飲む/三度の食事以外に2回以上食べる(だらだら食い)

□夜中に間食をしたまま、歯をみがかずに寝てしまうことがある

□たばこを吸っている

佐瀬 聡良 先生

監修者 佐瀬 聡良 先生 (佐瀬歯科医院 院長) 1984年日本大学松戸歯学部卒業。89年千葉県千葉市に佐瀬歯科医院を開院し、現職。2004年より日本大学松戸歯学部歯周治療学講座非常勤医局員も兼務。「臨床家のための実践ペリオセミナー」「歯科衛生士のための実践ペリオセミナー」講師なども務める。日本歯周病学会専門医、日本臨床歯周病学会認定医・指導医、米国歯周病学会会員。