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「歯ぐきの黒ずみ」 は気にしすぎることなく、原因を減らそう

「歯ぐきの黒ずみ」 は気にしすぎることなく、原因を減らそう

「歯周病」が原因なら、プラークや歯石の除去で回復することも

歯周病が原因でも歯ぐきが黒ずんで見えることがあります。歯周病による歯ぐきの炎症が内部まで進んで鬱血(うっけつ)したところが透けて黒ずんで見えたり、歯周ポケットの中の歯石は黒っぽい色をしているので、それが透けて黒ずんで見えることもあります。歯周病が原因であれば、歯科医院で、適切な歯周治療を受け、毎日の適切なブラッシング(デンタルフロスの使用を含む)で元の健康なピンク色の歯ぐきを取り戻すことが可能です。

以上の歯の黒ずみ解消については、原因によって対処法が異なります。レーザー治療なども行われていますが、健康保険の適用外です。希望する場合は、費用や効果、副作用などについて、事前に歯科医院とよく相談してください。

なお、歯ぐきの黒ずみは、生まれつきのメラニン色素の沈着による部分もあります。気にしすぎることなく、解消・改善できる「黒ずみ原因」を減らしていきましょう。

佐瀬 聡良 先生

監修者 佐瀬 聡良 先生 (佐瀬歯科医院 院長) 1984年日本大学松戸歯学部卒業。89年千葉県千葉市に佐瀬歯科医院を開院し、現職。2004年より日本大学松戸歯学部歯周治療学講座非常勤医局員も兼務。「臨床家のための実践ペリオセミナー」「歯科衛生士のための実践ペリオセミナー」講師なども務める。日本歯周病学会専門医、日本臨床歯周病学会認定医・指導医、米国歯周病学会会員。