「歯ぐきの黒ずみ」 は気にしすぎることなく、原因を減らそう
「歯周病」が原因なら、プラークや歯石の除去で回復することも
歯周病が原因でも歯ぐきが黒ずんで見えることがあります。歯周病による歯ぐきの炎症が内部まで進んで鬱血(うっけつ)したところが透けて黒ずんで見えたり、歯周ポケットの中の歯石は黒っぽい色をしているので、それが透けて黒ずんで見えることもあります。歯周病が原因であれば、歯科医院で、適切な歯周治療を受け、毎日の適切なブラッシング(デンタルフロスの使用を含む)で元の健康なピンク色の歯ぐきを取り戻すことが可能です。
以上の歯の黒ずみ解消については、原因によって対処法が異なります。レーザー治療なども行われていますが、健康保険の適用外です。希望する場合は、費用や効果、副作用などについて、事前に歯科医院とよく相談してください。
なお、歯ぐきの黒ずみは、生まれつきのメラニン色素の沈着による部分もあります。気にしすぎることなく、解消・改善できる「黒ずみ原因」を減らしていきましょう。