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元々歯と歯の間にすき間がある「すきっ歯」の治療は?

元々歯と歯の間にすき間がある「すきっ歯」の治療は?

舌で前歯を押すクセ、舌自体が大きいことによっても空隙歯列は起こる

前歯の空隙歯列は、舌で前歯を押すクセによって起こる場合があります。成人で前歯を押すクセがある人は、時折、舌の位置を確認し、舌で前歯を押していることに気づいたらやめるようにしましょう。また、生まれつき舌の大きい場合も結果的に歯を押すことになり空隙歯列になってしまいます。

以上のすきっ歯の治療は、過剰歯を抜くか抜かないか、歯列矯正はどのように進めるのか、すき間はどのように埋めるか、お子さんなら「今」治療する必要があるのかなど、費用面(健康保険が使えるかどうか)も含めて、納得できるまで十分に説明してもらってから受けるようにしましょう。

佐瀬 聡良 先生

監修者 佐瀬 聡良 先生 (佐瀬歯科医院 院長) 1984年日本大学松戸歯学部卒業。89年千葉県千葉市に佐瀬歯科医院を開院し、現職。2004年より日本大学松戸歯学部歯周治療学講座非常勤医局員も兼務。「臨床家のための実践ペリオセミナー」「歯科衛生士のための実践ペリオセミナー」講師なども務める。日本歯周病学会専門医、日本臨床歯周病学会認定医・指導医、米国歯周病学会会員。