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今年は少なめ?でも油断しないで、早めに「スギ花粉」対策を

今年は少なめ?でも油断しないで、早めに「スギ花粉」対策を

東京のスギ花粉飛散ピークは2月下旬~3月下旬、「例年より長め」の予報

今年(2020年)もスギ花粉が飛び始める時期になりました。日本気象協会の1月22日の発表によると東京や福岡では2月10日、大阪や名古屋では21日、そして長野や仙台は2月下旬、新潟や秋田でも3月上旬には飛び始めるとされ、飛散開始時期は「例年並みかやや早い」と予想されています。

飛散量のピークは西日本から東海では2月下旬から3月中旬で例年並み。東京は2月下旬から3月下旬で、ピークの時期が例年より長くなりそうです。金沢や仙台では3月上旬から下旬で、ピークが早まるとみられています。

今シーズンのスギ花粉の飛散量はというと、九州から関東甲信にかけて、「例年より少ない」と見込まれており、とくに九州は「非常に少ない」とされています。

なお、飛散開始日とは、「1cm2当たり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した場合の最初の日」のことです。人によっては、これに満たない程度のわずかな量の花粉に反応して、飛散開始日前からなんとなく鼻がむずむずする、といったケースがみられます。飛散開始前からの花粉症対策が大切です。

飛び始める前にチェックしておきたい、薬やグッズの備え

花粉症の不快な症状を少しでも抑えるために、スギ花粉の飛散開始時期のいま、チェックしておきたい対策を紹介します。

●花粉症の症状を抑える薬が手元にありますか?

花粉症の症状を抑える薬は、重症化してからでは効きが悪くなるため、早めに服用を始めることが勧められています。毎年強い症状が出る人は、今のうちに医療機関にかかっておき、そうでない人も症状が出たらすぐにのみ始められるよう、市販薬を手元に用意しておくとよいでしょう。花粉症の市販薬には、処方薬を転用したスイッチOTC医薬品がたくさんあります。また、処方薬にも新薬(先発医薬品)よりも安価なジェネリック医薬品があるので、医師や薬剤師に相談して活用するとよいでしょう。

ただし、花粉症が疑われる症状に、この時期に初めて見舞われた場合は、自己判断せずに、まず医師に相談したほうがよいでしょう。

●花粉をよけるためのグッズはそろっていますか?

スギ花粉は、通常のマスク、眼鏡、帽子などでさえぎることができ、衣服などからはたいて落とすことも可能です。それらをそろえ、できればこの時期のコートは、花粉を落としやすい、表面がツルツルした素材のものにしましょう。体内に入るスギ花粉を少しでも減らすため、マスク着用は飛散開始日前から始めるのがおすすめです。

乾燥対策・掃除、体調管理、飛散情報のチェックも万全に

●部屋の乾燥対策や掃除は大丈夫?

空気が乾燥していると、鼻や目の粘膜も乾燥して、鼻水や鼻づまりなどの花粉症の症状が悪化しがちです。部屋では加湿器を使ったり、しぼったタオルを掛けて、湿度を50~60%に保つようにしましょう。

また、衣服などについて室内に入ったスギ花粉は、ホコリなどと一緒に部屋の隅に残り、人の動きで舞い上がって、くしゃみなどの引き金になる場合があります。このため、床などのこまめな掃除も大切です。

●体調は万全ですか?

かぜをひいた、睡眠不足が続いているといった、ちょっとした体調不良(免疫力の低下)が、花粉症の症状を重症化させてしまいます。「栄養バランスに気をつけ、1日3食を規則正しくとる」「ウオーキングなどで、定期的に体を動かす」「1日6時間以上を目安に睡眠時間を十分に確保する」といった健康習慣を守りましょう。

●花粉情報サイトをチェックしていますか?

下記のサイトなどで、飛散開始日と毎日の飛散量をチェックし、「外出の用事は花粉が少ない日にできるだけ済ませる」「花粉が多い日に外出するなら厳重に対策をとる」といった対応に役立てましょう。