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子どもの薬にも「ジェネリック医薬品」を検討してみませんか

子どもの薬にも「ジェネリック医薬品」を検討してみませんか

子どもに処方された薬の、ジェネリック医薬品使用割合が低くなっている

子どもの処方薬、オトクなジェネリック医薬品(後発医薬品)にしていますか?

協会けんぽ(全国健康保険協会)の調査では、子どもへの処方時のジェネリック医薬品の使用割合が、0~6歳は74.7%、7~14歳は67.8%、15~19歳は73.8%と、全体平均の76.3%を下回っていることがわかりました。薬の種類別でみると、アレルギー用薬のジェネリック医薬品の使用割合が、0~6歳で56.4%、7~14歳で62.3%と、特に低くなっています(全国健康保険協会「分野ごとのジェネリック医薬品使用割合にかかるデータ分析」)。

協会けんぽでは、毎年「ジェネリックに切り替えれば、これだけ安くできます」ということを伝える「ジェネリック医薬品軽減額通知」を該当者に送付しています。これまでは「18歳以上」の加入者を対象としていましたが、前述の調査結果を踏まえ、2020年2月から「15歳以上」に拡大して送付することになりました。

「見かけ上」医療費が安い子どもの薬にも、ジェネリック医薬品の検討を

子どもが小学生になると、あるいは乳幼児等医療費助成が終了すると、子どもの医療費も大人と同じ自己負担割合となり、「医療費が高くなった」と感じる家庭は多いでしょう。

子どもの医療費の自己負担額が安いのは、「小学校就学前までは8割(小学生以上は大人と同じ7割)」を協会けんぽや健康保険組合、国民健康保険などの公的医療保険が負担しており、さらに約7割の自治体で、子どもが15歳になる年度末まで乳幼児等医療費助成が行われているためです。

わが国で年々増大している医療費を節減するためにも、年齢によらず、安価なジェネリック医薬品の使用を検討しましょう。特にアレルギー薬のように長期間使用する薬の場合、ジェネリック医薬品へ切り替えると、大幅に医療費を節約できるので、検討してみましょう。

ジェネリック医薬品は新薬と同等の効き目で、工夫もされている

ジェネリック医薬品は、有効性や安全性は新薬(先発医薬品)と同等であると国が保証しているうえ、新薬より価格が大幅に安い薬です。さらに、独自の「のみやすさ」等の工夫がされている場合もあります(「ジェネリック医薬品には、新薬以上の『のみやすさ』の工夫も」参照)。

さまざまな病気の薬にジェネリック医薬品が出ているので、お子さんによく処方されている薬について、日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会の「ジェネリック医薬品検索」で検索してみるとよいでしょう。切り替えることに不安がある場合は、医師や薬剤師に相談してみましょう。