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コロナ禍でも、健診や持病の治療、予防接種は忘れずに

コロナ禍でも、健診や持病の治療、予防接種は忘れずに

過度な受診控えは、健康上のリスクを高める恐れが

新型コロナウイルスの感染を恐れて、健診や持病の治療などで医療機関に行くことを控えていませんか?「体調があまりよくないけど、コロナが怖いから」と受診を先延ばしにした結果、コロナ以外の病気の発見が遅れたり、症状が悪化して治療が難しくなったという例が多く報告されています。

薬が切れているのに自己判断で飲むのをやめたり、定期的に受けている治療やリハビリなどを中断したりすると、症状を悪化させてしまう可能性があります。過度な受診控えは、将来に大きなリスクをもたらす恐れがあるため、持病のある方は定期的な受診を継続しましょう。

健康診断、予防接種は健康生活を維持するために欠かせない

健康診断は、生活習慣病の予防、病気の早期発見・早期治療に欠かせません。健康を維持するという大きな役割を果たすため、外出自粛が奨励されていても必要な外出です。まずは自分の体の状態をきちんと知ることが、将来の生活習慣病を未然に防いだり、今までどおりの健康生活を維持する第一歩となります。

お子さんの予防接種も重要です。予防接種のタイミングは、感染症にかかりやすい月齢・年齢などをもとに決められているので、予防接種を控えたり遅らせてしまうと、免疫がつくのが遅れ、重い感染症になる危険が高くなります。高齢者における肺炎球菌ワクチンなども同様です。定められた接種期間内に予防接種を受けるようにしましょう。

また、乳幼児健診は医師が健康状態や栄養状態、成長や発達、先天性疾患の有無などを総合的にみるものです。育児でわからないことや悩んでいることを、医師や保健師などの専門家に相談できるよい機会でもあります。新型コロナウイルスの感染状況等を踏まえ、実施方法などを変更している場合があるため、受診の際はあらかじめお住まいの自治体に確認するとよいでしょう。

医療機関では、換気や消毒等の感染対策を徹底

医療機関では、新型コロナウイルス感染防止のガイドラインに基づいて、徹底した感染対策を行っています。受診前の手の消毒、検温、体調確認などのほか、換気や消毒なども自主的なガイドラインに従って、感染予防に努めて取り組んでいます。感染リスクを恐れて受診を控えるよりも、医療機関できちんと検査や治療を受けることが重要です。健康に不安があるときは、まずはかかりつけ医やかかりつけの歯科医に相談しましょう。