文字サイズ

新型コロナウイルスも、咳エチケット・手洗い・アルコール消毒等で対策を

新型コロナウイルスも、咳エチケット・手洗い・アルコール消毒等で対策を

国内の新型コロナウイルス感染症患者は16名。4名の無症状病原体保有者も

中国の湖北省武漢(ぶかん/ウーハン)市で、昨年(2019年)12月から発生した新型コロナウイルス感染症は、世界各地で患者が発生しています。今月(2020年2月)6日現在、中国では感染者数が2万8千人を超え、死亡者数も563人に上ると報告されています。

日本国内の状況をみると、6日現在までに21名が発症したと発表されています。いずれも重症ではなく、死亡者も出ていませんが、「ヒトからヒトへの感染」が確認されています。また、3日に横浜港に到着したクルーズ船の乗客のうち、6日現在20名に陽性が確認されており、引き続き検疫が実施されています。

2月1日より「指定感染症」「検疫感染症」に。感染者には入院勧告や就業制限が

日本では1日より、新型コロナウイルス感染症が「指定感染症」および「検疫感染症」として定められました。これは、前者は新型コロナウイルス感染症の国内でのまん延を阻止するため、後者は病原体が国内に侵入することを防止するための措置です。

指定感染症となった新型コロナウイルスへの感染が確認された人には、都道府県知事により入院勧告や就業制限などが行われます。入院先は全国の感染症指定医療機関で、医療費も公費負担となります。

新型コロナウイルスの感染経路は一般的なかぜやインフルエンザと同様に「飛沫(ひまつ)感染」(咳やくしゃみなどのしぶきに含まれたウイルスを吸うことによる感染)であり、予防法も「咳エチケット」、せっけんを使用したこまめな手洗い、アルコール消毒などとなります。また、十分な栄養と休養をとり、できるだけ人混みを避けるようにしましょう。

潜伏期間は最大14日程度。気になる場合は特設された相談窓口へ

厚生労働省では、武漢滞在者や、武漢滞在者と接触した人に対して「咳や発熱等の症状がある場合には、マスクを着用するなどし、事前に保健所へ連絡したうえで受診」することと、受診時には「武漢市の滞在歴があることまたは武漢市に滞在歴がある人と接触したことを事前に申し出る」ことを勧めています。潜伏期間は最大14日程度と考えられているので、前述の接触歴がある場合や感染者と接触した可能性がある場合は、14日程度の間、体調の変化に注意しましょう。

新型コロナウイルスの疑い等で不安な人のために、厚生労働省の特設ページに最新情報のほか、一般の人や医療機関・検査機関の人向けのQ&A事業者・職場のQ&Aが掲載されているので、活用してください。相談したい人に対しては、下記の電話相談窓口も開設されています。

【新型コロナウイルスに関する電話相談窓口】

●厚生労働省の電話相談窓口 0120-565653
(フリーダイヤル。受付時間9時00分~21時00分、土日・祝日も実施)

●各都道府県・保健所等による相談窓口
 首相官邸サイトの特設ページにまとめられた各リンク先で確認してください。