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家族にコロナ感染疑い。家庭内での感染を防ぐには?

家族にコロナ感染疑い。家庭内での感染を防ぐには?

第5波は家庭内感染が増加。感染を防ぐ8つのポイント

新型コロナウイルス感染症は、ワクチン接種が進んだことにより、新規感染者のピークが越えたとされています。その一方で、自宅療養となる人も多く、家庭内での感染増など冬場に向けての再拡大の恐れも指摘されています

家族が感染し、自宅で療養する場合はもちろん、感染が疑われる症状があったり、家族の職場や学校内で感染者が出た場合などは、次の8つのポイントに注意し、家庭内感染を防ぎましょう。これらの感染症対策は、冬に流行するインフルエンザの予防にも有効です。

①感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける
感染者が療養する部屋と、他の家族がいる部屋をできるだけ分ける。共有スペース(トイレ、浴室など)を利用するときは、窓をしばらく開けたままにするなど、換気を十分に行う。部屋を分けることができない場合は、感染者から2m以上の距離を保ったり、仕切りやカーテンなどを設置する。

②感染者の世話をする人は1人にする
感染者の身の回りの世話をする人は、可能な限り1人に決めておく。心臓、肺、腎臓に持病がある人、糖尿病の人、免疫機能の低下した人はなるべく接触を避ける。

③家族全員がマスクを使用する
家族全員が家の中でもマスクをつけて、使用したマスクは他の部屋に持ち出さずに部屋の入口に置くか、すぐに捨てるようにする。また、マスクを外す際にはゴムやひもをつまんで外し、マスクの表面には触れないようにする。マスクを外した後は、必ず石けんで手を洗うかアルコール消毒を行う。

④こまめにうがい・手洗いをする
ウイルスのついた手で目や鼻、口などをさわると粘膜・結膜を通して感染する恐れがある。こまめに石けんで手洗い、もしくはアルコール消毒をする。

⑤日中は換気をする
感染者のいる部屋はもちろん、他の家族がいる部屋も定期的に換気する。換気扇を回したり、日中は窓を開けるなどする。

⑥ドアノブや水道の蛇口などの共有部分を消毒する
トイレ、洗面所、浴室などは共有することが多いため、ドアノブや水道の蛇口などは薄めた漂白剤(0.05%の次亜塩素酸ナトリウム)で拭いた後、水拭きする。タオルや食器、箸、スプーンなどは共有しない。

⑦洗濯する際は手袋やマスクを着用する
衣服、リネンを洗うときは、手袋、マスクを使用する。

⑧ゴミは密閉して捨てる
鼻をかんだティッシュなどのゴミはすぐにビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉して捨てる。そのあとは直ちに手洗いを行う。

(参考:日本環境感染学会とりまとめ)

ワクチン接種をしていない人は、早めに検討しよう

第5波での感染者は、30代以下の若年層や子どもを中心に、ワクチン未接種の人が多いようです。若い人は感染しても無症状や軽症ですむ割合は多いものの、30代以下の死亡例もあり、回復しても何らかの症状が持続するケースも報告されています。また、症状がなく気づかないうちに、高齢者や持病のある人へ感染を広げることもあります。

また、妊娠中の人が新型コロナに感染すると重症化したり、早産率が高まる恐れがあります。⽇本産科婦⼈科学会では新しい知見に基づき「妊婦は時期を問わずワクチンの接種をすすめる」としています。同時に妊婦の感染は家庭内感染が8割を占めることから、「夫やパートナーのワクチン接種をお願いする」としています。まだワクチン接種をためらっている人は、今一度検討しましょう。