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テレワーク時代の健康のために、生活習慣を見直そう

テレワーク時代の健康のために、生活習慣を見直そう

移動する機会が減り運動不足になりがち。就業時間前の散歩がおすすめ

長引くコロナ禍ですっかり広がったテレワーク。通勤時間や移動時間が減り、1人で集中して仕事ができるテレワークは、時間を有効に使えて便利です。しかし、食生活の乱れや運動不足、ストレスの蓄積などを自覚する人が増えており、健康への悪影響が心配されます。その中でも悩ましい問題の1つが“コロナ太り”です。

テレワークなどで活動量が減ると、肥満や生活習慣病の原因になります。また、筋力も衰えるため、将来的にフレイル(要介護の一歩手前の虚弱状態)になるリスクも高まります。

手軽にできる運動不足解消法の1つは歩くこと。厚生労働省が推奨する1日の目標歩数は成人で8,000歩ですが、テレワークで移動が減少した生活を送ると、その目標歩数を大きく下回ることもあります。就業時間の前後など、時間を決めて散歩する習慣を身につけましょう。歩数計などを活用して、歩数を意識することが長続きするコツです。

野菜を1品プラスするなど、栄養バランスのよい食事を心がける

テレワークでは、手軽に食事をすませてしまうことが多く、インスタント食品を食べてしまいがちです。また、1人で仕事をしていると、ついついお菓子に手が伸びてしまうものです。その結果、栄養バランスは偏り、摂取エネルギー量もオーバーしやすくなります。

食事は健康の土台となるため、なるべくバランスのよい食事を心がけましょう。自炊するのが大変という人は、汁物や副菜に野菜をプラスするなど、栄養バランスの偏りを修正しましょう。「在宅勤務によりコロナ太り。肥満予防・改善法は?」の記事も参考に、食事と運動にコロナ対応のひと工夫をしてみましょう。

起床後に朝日を浴びて体内時計をリセットし、睡眠の質を向上させよう

生活リズムが大きく変わるテレワークでは、睡眠習慣も乱れがちになります。夜遅くまで仕事をして目がさえてしまったり、運動量の低下によって寝つきが悪くなったりします。睡眠の質の低下は、健康に悪影響を与える可能性があり、睡眠時間が短いと肥満になりやすいという研究結果もあるため注意が必要です。

睡眠の乱れを直すためには、生活リズムを整えることがとても大切です。まず、朝目覚めたときに太陽の光を浴びて体内時計をリセットし、朝食をきちんととりましょう。夕食を就寝の3時間程度前までにとり、就寝1時間前までに入浴をすませると、血液循環がよくなることで体温調節がスムーズになり、よりよい睡眠がとれるようになります。睡眠の質の向上は、日中のパフォーマンスアップにもつながります。

新型コロナの流行がおさまっても、テレワークを継続する職場も多いでしょう。テレワーク時代の健康的な体づくりのために、生活習慣を見直してみましょう。