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新型コロナウイルスワクチンの追加接種(3回目接種)を検討しましょう

新型コロナウイルスワクチンの追加接種(3回目接種)を検討しましょう

系階の接種により感染予防効果や重症化予防効果が高まる

日本で接種が進められている新型コロナウイルスワクチンは、高い発症予防効果などが認められています。しかし、接種から時間が経過するにつれて、感染予防効果や高齢者においては重症化を予防する効果が低下することがわかってきました。

一方で、初回接種(1回目、2回目)を終えた人が追加接種を行った場合、追加接種を行わなかった場合と比較して、感染予防効果や重症化予防効果などが高まることが報告されています。そこで現在、わが国では、初回接種を完了したすべての18歳以上の人への追加接種(無料)を行っています。接種の実施期間は2022年9月30日までの予定です。

接種の対象となるのは、2回目接種を完了した日から少なくとも6カ月以上が経過した18歳以上の人(海外などで初回接種に相当する接種を受けた人を含む)です。お住まいの市区町村によっては、スケジュールが、前倒しになる可能性もあります。

また、1・2回目の接種後に感染した人については、感染後から追加接種までの間隔は、暫定的に3カ月後を一つの目安としています。

1・2回目と異なるワクチンを用いても十分な効果と安全性が認められている

接種するワクチンは、1回目、2回目に接種したワクチンの種類にかかわらず、mRNAワクチンを使用します。ファイザー社製または武田/モデルナ社製のワクチンが使用されますが、武田/モデルナ社製ワクチンは、追加接種では初回接種の半量を接種します。初回接種でファイザー社製、追加接種で武田/モデルナ社製というような受け方をすることも可能です。1・2回目接種とは異なるワクチンを使用した場合でも、十分な効果と安全性が確認されています。

接種の副反応を心配している人も多いようですが、追加接種の副反応の発現傾向は、2回目接種と同程度であることが確認されています。ただし、わきの下の痛みについては、追加接種後のほうが発現頻度が高いようです。

市区町村から追加接種用の「接種券」と「新型コロナワクチン追加(3回目)接種のお知らせ」が届いた人は、接種の申し込みをするとよいでしょう。市区町村によって接種の進捗状況は異なり、予約が取りにくい時期もありますが、実施期間内であれば必ず受けられます。

ワクチン接種後も、引き続き感染症予防に努めよう

ワクチンを接種した場合は、新型コロナウイルス感染症の発症を予防できると期待されていますが、他の人への感染をどの程度予防できるかはまだわかっていません。また、接種が徐々に進んでいく段階では、すぐに多くの人が接種を受けられるわけではなく、接種を受けた人もまだ受けていない人も、ともに社会生活を営んでいくことになります。

ワクチン接種後も、「3つの密(密集・密接・密閉)」の回避、マスクの着用、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒の励行など、引き続き感染症予防に努めましょう。