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もしもに備えて、災害時の安否確認サービスの利用方法の確認を

もしもに備えて、災害時の安否確認サービスの利用方法の確認を

大災害時には電話やネットがつながりにくくなる

東日本大震災から、早くも11年が経過しました。その後も、熊本地震や北海道胆振(いぶり)東部地震など、震度7クラスの大地震が起こっています。地震以外にも、洪水や台風など、近年、大規模な自然災害が多発しています。大規模な自然災害が起こったとき、家族や知人の安否が心配になりますが、多くの人が一斉に連絡を取り合おうとして、電話やメール、SNSがつながりにくい状況になった経験はありませんか。

東日本大震災後、災害時には一斉帰宅抑制が実施されるようになっているため、安心して職場にとどまるためにも、家族との連絡手段を複数確保しておくことが重要です。

災害が実際に起こる前に、安否確認サービスの体験利用をしてみよう

そこで、大規模災害の発生時、各通信事業者では、電話やインターネットの掲示板などを利用した無料の安否確認サービスを開設しています。音声または伝言メールで安否情報を本人が登録し、その安否情報を家族などが聞いたり、見たりすることができるサービスです。万が一、身近で大災害が起きたときは、このようなサービスを利用するとよいでしょう。

ただし、災害時に急にこのサービスを利用しようとしても、要領がわからずにうまく使えない可能性もあります。事前に使い方を確認しておくことが大切です。通信各社では、安否確認サービスの体験利用日を設けています。

体験利用日は、各社とも
●毎月1日・15日
●正月三が日(1月1日~1月3日)
●防災とボランティア週間(1月15日~1月21日)
●防災週間(8月30日~9月5日)

となっています。総務省「災害用伝言サービス」(参考用外部リンク)にまとめられているので、ぜひ利用してみましょう。

災害時帰宅支援ステーションの場所も事前に確認を

なお、職場から帰宅する際に帰宅困難者にならないためにも、ルートや所要時間を事前に確認しておくことも重要です。また、大災害時にはコンビニエンスストアやファミリーレストランなどの多くが、帰宅困難者向けに、水やトイレなどを提供する「災害時帰宅支援ステーション」となります。ルート上の場所を確認しておきましょう。

参考 帰宅困難者の行動心得10か条(東京都)

①あわてず騒がず、状況確認
②携帯ラジオをポケットに
③作っておこう帰宅地図
④ロッカー開けたらスニーカー(防災グッズ)
⑤机の中にチョコやキャラメル(簡易食料)
⑥事前に家族で話し合い(連絡手段、集合場所)
⑦安否確認、災害用伝言ダイヤル等や遠くの親戚
⑧歩いて帰る訓練を
⑨季節に応じた冷暖準備(携帯カイロやタオルなど)
⑩声を掛け合い、助け合おう