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新型コロナ・インフルエンザ同時流行に備え、早めに予防接種を

新型コロナ・インフルエンザ同時流行に備え、早めに予防接種を

新型コロナは第8波入りに警戒、インフルエンザも増加傾向

2022年11月15日現在、わが国では新型コロナウイルス流行の「第8波」入りに対する警戒が強まっています。東京都では9月14日以来、約2カ月ぶりに新型コロナ新規感染者が1万人超えの見通しとなりました。

さらに、都内の公立小学校で今シーズン初のインフルエンザによる学年閉鎖が起こるなど、インフルエンザも増加傾向にあります。厚生労働省の発表によると、10月31日から11月6日までに、定点医療機関から270人のインフルエンザ患者の報告があり、昨年同時期の23人よりも多くなっています。新型コロナ流行前と比較すると、インフルエンザ患者数は低い感染者数で推移しているものの、新型コロナとの同時流行が懸念されています。

発熱外来がひっ迫する可能性を踏まえた、事前対策が必要

新型コロナとインフルエンザの同時流行が起こると、発熱外来にかかりづらくなる可能性があるため、厚生労働省では以下の準備を呼びかけています。

・感染拡大前に、新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの早めの接種を検討する

・発熱などの体調不良時に備えて、国が承認した新型コロナ抗原定性検査キットや解熱鎮痛薬を早めに購入しておく

・地域の受診・相談センターや、#7119(救急要請相談)、#8000(こども医療相談)などの電話相談窓口の連絡先を確認しておく

・生活必需品(体温計や日持ちする5~7日分の食料など)を用意しておく

オミクロン株対応ワクチンとインフルエンザワクチンは同時接種可能

現在、わが国で流行している新型コロナはオミクロン株であり、初回(1、2回目)ワクチンを接種完了した人も、追加接種として「オミクロン株2価対応ワクチン(従来株/BA.1、従来株/BA.4-5)」を早めに接種することが望ましいとされています。

なお、新型コロナとインフルエンザのワクチンは、同時接種したときと単独で接種した場合とを比較したところ、有効性及び安全性が劣らないとの報告があり、同時接種が認められています。両方のワクチンを同時に、あるいはどちらかを接種してから2週間以内にもう片方を接種することが可能となります。

ただし、インフルエンザ以外のワクチンは、現時点では新型コロナワクチンとの同時接種が実施できず、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種することになります。特にお子さんの場合は、ほかのワクチンの接種スケジュールも確認しながら、早めに予約するようにしましょう。